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【浦和】”ちょい悪”大槻監督ツーブロック白シャツで登場。初先発の岩武ら先発5人変更

川崎戦で初采配をふるった浦和の大槻毅監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

開始早々に突き刺した宇賀神の強烈ショットはオフサイドに…。

[J1 14節] 川崎 – 浦和/2019年6月1日/等々力陸上競技場

 オズワルド・オリヴェイラ監督を電撃解任した浦和レッズが6月1日、大槻毅新監督就任後、最初の公式戦となる川崎フロンターレ戦に臨んだ。

 浦和はオリヴェイラ監督が率いて0-4の大敗を喫した前節のサンフレッチェ広島戦からスタメン5人を変更。新人の岩武克弥と2年目の柴戸海の”元明大コンビ”、さらにマルティノス、岩波拓也、宇賀神友弥が先発に名を連ねている。

 布陣は3-4-3。前線に興梠慎三、マルティノス、武藤雄樹、2ボランチに青木拓矢と柴戸、右ウイングバックに岩武、左ウイングバックに宇賀神、そして最終ラインに岩波、マウリシオ、槙野智章が配置されている。

 また、昨季暫定監督時には「組長ファッション」で注目を集めた大槻監督だが、この試合では髪の毛をツーブロックに刈り上げて、白の半袖シャツと灰色のスーツ用ズボンで登場。やはり威圧感は十分にあり、”ちょい悪”な雰囲気を醸し出している。昨季は「暫定」だったが、今回は正式な監督としての就任となる。

 試合は開始早々から浦和が畳みかけて、2分、宇賀神のシュートがゴールネットを揺らしたが……。ゴール前に詰めていた興梠慎三がオフサイドのファウルを取られた。その後、川崎も主導権を握り返し、セットプレーから谷口彰悟が決定的なヘディングシュートを放ったものの、枠を捉えきれなかった。

文:サカノワ編集グループ