久保建英のレアル移籍に元同僚の長崎DF徳永悠平は「ただものではなかった」

町田戦で途中出場した長崎の徳永悠平。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

自身は途中出場から町田の怒涛の猛攻を食い止め、勝点1をもたらす。

[J2 18節] 町田 2-2 長崎/2019年6月16日/町田市立陸上競技場

 V・ファーレン長崎のDF徳永悠平が6月16日のFC町田ゼルビア戦、2点先取しながらも追い付かれ、さらに押し込まれて劣勢を強いられる71分に途中出場。体を張った守備で引き締め、チームに勝点1をもたらした。

「アクシデントなどによる選手の交代も少なくないので、出番があるなといつも想定して準備しています。(勝点1の結果に)ずるずる行かず最低限の勝点1を取れたことは良かったですが、2-0の状況だったことを考えると、勝点3を取れたと思います」

 4連勝で調子を上げてきたが、ここで再び2試合勝ち星なし(岡山に敗れ、町田と引き分け)。再び上昇気流に乗るためには、改めてチーム全体としてディテールにこだわり、引き締めていきたいと言う。

「逃げ切るところ、3点目をとるところ、前半の入り方が悪いところも課題なので、全員で力を合わせて修正していきたいです」

 また、2017年シーズンまでFC東京に在籍していた徳永だが、このほど古巣からレアル・マドリーへの移籍が決まった久保建英とはトップチームで練習をしてきた元同僚にあたる。今回の移籍の一報について、「率直に、すごいな、と思いました」。

 特別指定時代を含めると14年間に渡りFC東京でプレーして一つの時代を築いてきた徳永は、今回の移籍をいろいろな意味で喜んでいた。

「自分が知っているのは、彼が試合に出始めるまで。ただものではない、と一緒に練習でプレーしていた時から感じていました。とはいえ、当時はまだ今のような状況ではなかったので、今年のFC東京で中心としてプレーしているのを見ると、この年代の成長幅は凄いなと思います。何より人間性もしっかりして、ビジョンを持っていたからこそ、そこまでまず行けたと思っています。(見守っていきたい?)もう、陰ながら応援しています」

 そのように久保の突き抜けていった”飛躍ぶり”に目を細めていた。

 一方、徳永は故郷である長崎のJ1復帰へ全身全霊を懸ける。

「(レギュラー再奪取は)もちろん目指しているところ。ただ、チーム内での自分の立場をしっかり理解し、その中でできることをやっていきたいです」

 長崎は18節を終えて、8勝4分6敗の勝点28で昇格プレーオフ圏の6位をキープ。下との差は詰まっており、ここから再び勢いをつけたい。そんな1年でのJ1復帰を目指す長崎を、35歳の経験豊富な守備のスペシャリスト徳永がしっかり支える。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUAKOSHI

Posted by 塚越始

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