意外!?トーレスとユニフォーム交換に成功した浦和の選手は?
鳥栖のフェルナンド・トーレス。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
昨季最も印象に残った槙野智章ではなく…。
[J1 15節] 浦和 2-1 鳥栖/2019年6月15日/埼玉スタジアム2〇〇2
サガン鳥栖のフェルナンド・トーレスが15節の浦和レッズ戦、3試合ぶりに途中出場し、23分間プレー。久々にまとまったプレー時間を得て、ゴール前で存在感を示したものの、得点することはできなかった。これで今季はリーグ11試合ノーゴールに。
そのF・トーレスが試合後、浦和のある選手とユニフォーム交換をしていた。
相手は昨季、F・トーレスが最も印象に残る選手に挙げ、この日も何度かマッチアップした槙野智章ではなかった……。そして、そこにはドラマがあった――。
F・トーレスのユニフォームをゲットしたのは、オーストラリア代表にも選ばれる浦和の19番、アンドリュー・ナバウトだった。
ナバウトは自身のSNSのインスタグラム( アカウントは @andrew_nabbout )を更新。それぞれのユニフォームを持ったF・トーレスとの2ショットとともに、自身が2007年――つまりナバウトが14歳の時から大切に所持してきた、F・トーレス加入1年目のリヴァプール時代の「TORRESE 9」のレプリカユニフォームの写真を紹介している。
ナバウトにとって、まさに憧れのストライカーだった。
そのナバウトは次のようにメッセージを添えていた。
「僕がずっとアイドルとして慕ってきた選手と対戦できて、とても光栄に思っています。ユニフォームを、有難うございます。マイフレンド」
ナバウトにとっては、今季初ゴールを奪いながらも負傷した”あの”12節の湘南ベルマーレ戦(●2-3)以来の復帰戦。チームとして狙う前線からのプレッシングを怠らず、ゴールを目指して、勝利に貢献した(リーグ7試合1得点)。
復帰戦を白星で飾ったことに加え、ナバウトのサッカー人生の中でも”記念日”となる忘れられない1日になった。おめでとう、アンドリュー!
文:サカノワ編集グループ