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【鹿島】浦和との“決闘”へヴァイラー監督、ハットトリック達成のユンカー警戒「自信を取り戻したかもしれないが――」

鹿島のレネ・ヴァイラー監督。(C)KASHIMA ANTLERS

勝点を必ず持ち帰る、「その目的達成に向けて、ブレずにやりたい」。

[J1 14節] 浦和 – 鹿島/2022年5月21日17:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が5月19日、2日後に行われるアウェーでの浦和レッズ戦に向けてオンラインによる取材に応じた。それぞれのクラブに関わる全ての人が勝利を欲する“ダービー”に向けて、指揮官は「タフなゲームになるが、勝点を持ち帰るという目的を達成するため、ブレずにやりたい」と意欲を示した。

 浦和とのプライドが激突する一戦――。ヴァイラー監督の口からも「ダービー」という言葉が出た。

「敵地でのこのダービーは、最近4試合勝てておらず難しい試合になると予想しています。自分たちの目標は勝点を持ち帰ること、最低でも1ポイントを掴むことに変わりありません。タフな試合になりますが、その目的はブレずにやっていきます」

 特別なゲームになるのではないか!? そうした周囲のテンションを指揮官は理解しつつも、準備することは変わらないと強調した。

「もちろんサポーター、そして記者の皆さんにとって特別な試合だと思います。私にとってはあくまでも次に迎える試合であり、そこで特別に何かを劇的に変えることはありません。目的は変わりません」

 また、浦和の印象を問われたヴァイラー監督は、18日の横浜F・マリノス戦で0-3から後半ハットトリックを達成した(試合は3-3でドロー)デンマーク人FWキャスパー・ユンカーにも触れた。

「浦和は鹿島同様、ヨーロッパでも名が通っているチーム。タフな相手だと覚悟しています。相手のストライカーは点を決め(ユンカーが横浜FM戦で3ゴール)、自信を取り戻した試合になったかもしれません。ここまでリーグ6試合連続引き分けと、勝てたわけでも負けたわけでもないということで、厳しい試合になるでしょう。自分たちにとってのいいパフォーマンスを見せ、いい試合をすることを目指したいです」

 指揮官として、やるべきことは変わらない。ただし熱く激しい試合になると覚悟して、敵地・埼玉スタジアムに乗り込む。

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