×

【鳥栖】マイケル・クアルク契約解除。FIFA規約違反「1シーズン3チームでプレー」に該当の可能性

サガン鳥栖のエンブレム (C)SAKANOWA

ガーナ出身、20歳のディフェンダー。名古屋のレレに続く同様の判断か。

 J2リーグのサガン鳥栖は8月4日、ブラジルのキャピタルCFから期限付き移籍で6月に加入を発表していたDFマイケル・クアルク(Michael Quarcoo)について、国際サッカー連盟(FIFA)から移籍の規則に基づき、2025シーズンのプレーができない可能性が指摘されたたため、両者合意のもと契約解除に至ったと発表した。

 クラブによると「期限付き移籍中のマイケル・クアルク選手ですが、その後、登録手続きを進めるなかで、FIFAの定める『選手の地位及び移籍に関する規則 (RSTP)』第5条第4項に基づき、サガン鳥栖では2025シーズンの公式戦に出場できない可能性があるとの回答がFIFAよりありました」と説明。そのため「両者合意のもと契約を解除することとなりました」と発表している。

 同規則は、「1シーズンで最大3つのクラブに登録されることが可能。ただし選手はその期間中に最大2クラブでのみ公式戦に出場できる」というもの。

 クアルクはキャピタルから今年1月までレンタルされていたフォルタレーザECで、U-20に登録されてジュニアカテゴリーの試合に出場していた一方、トップチームで1月に州選手権のカンピオナート・セアレンセの1試合に出場していた。そのあと2月からキャピタルの一員としてプレーしている。

いま読まれている記事>>【浦和】移籍マーケットは苦戦中か。スコルジャ監督「新たな選手を獲得するプロセスは続いている」

 名古屋で登録が見送られたFWレレと同様の判断となったと見られる。