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【日本代表】柴崎岳はチリ戦大敗に何を思う?「小さな部分が大きな差に」

日本代表の柴崎岳。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

コパ・アメリカ初陣の4失点に「しっかり分析する必要がある」。

[コパ・アメリカ GS①] 日本 0–4 チリ/2019年6月18日(日本時間)/シーセロ・ポンペウ・デ・トレド

 日本代表のMF柴崎岳がコパ・アメリカ(南米選手権)グループステージ初戦のチリ代表戦、ボランチとしてフル出場したものの0-4の大差で敗れた。

 柴崎は中山雄太と中盤のコンビを組んでプレー。上田綺世にピンポイントで合わせるアーリークロスを放つなどチャンスを作ったが、得点には至らなかった。シュート数は日本12本、チリ14本。日本も決定機を作れていたものの、それらをモノにできなかった。

 キャプテンマークを巻いてプレーした柴崎は、試合後のフラッシュインタビューで次のように振り返った。

「予想以上の大差の敗戦になり、客観的に分析する必要があると思います。良かった部分と、失点の部分……そこで何が原因だったのか、しっかり分析する必要があると思います。(良かった部分は?)チャンスを作れていましたし、決定機も作れていました。そこで相手が決めて、僕らはゼロでした」

 そのうえで4失点という大差になった要因について、次のように感じていた。

「インテシティの部分は、もっともっと高めないといけない。彼らのほうが競り合いに関しても、セカンドボールの反応でも、数段上だったと思います。その小さな部分が大きな差につながってしまったと思います」

 グループステージ2節、現地時間の20日午後8時、日本時間の21日午前8時から、ウルグアイ代表と対戦する。初戦でエクアドル代表に4-0の快勝を収めた、エディンソン・カバーニ、ルイス・スアレスらを擁す優勝候補の一つだ。

「ウルグアイもチリと同様に非常に強豪なので、しっかりリカバリーしたうえで、何が悪かったのかを分析して、次に生かしていきせるようにやっていきたいです」

 次戦まで中2日しかない。そのなかで柴崎は勝利に少しでも近づくため、最善を尽くすと誓った。

文:サカノワ編集グループ