【あいさつ全文】ロケレン移籍の横浜FM天野純が決意「ベルギーで一旗揚げてきます」

横浜FMからロケレンに移籍する天野純。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI ※浦和レッズ戦より

紅白戦にも加われず走っていた日々。救ってくれたのは、ファンとサポーターの言葉でした。

[J1 18節] 横浜FM 1-0 大分/2019年7月6日/ニッパツ三ツ沢球技場

 雨の降るニッパツ三ツ沢球技場。この試合を最後に横浜F・マリノスからベルギーリーグのスポルティング・ロケレンに移籍する天野純は、大分トリニータ戦でフル出場し、1-0の勝利に貢献した。

 そして試合後、盛大な「アマジュンコール」に迎えられるなか、センターサークルに立った天野は言葉を噛み締めるように、ファンとサポーターに別れのあいさつをした。

「実際にここに立つと、自分がマリノスから旅立つのだと実感がすごく沸いてきました」

 トリコロールの背番号「10」のユニフォームをまとった最後の雄姿で――そのように切り出した天野が語ったメッセージは次の通り。

――・――・――・――・――

 マリノスに加入した6年前のことを思い返してみると、まさか自分がマリノスで100試合出場を達成して、10番をつけさせてもらい、さらにキャプテンまでやらせてもらえることなんて想像できませんでした。それはファン、サポーターの皆さんも同じだったと思います。

 最初の3年間は試合に出られず、紅白戦ですら入れてもらえず、ピッチの外で走っている日々が続きました。

 しかし、そんな時に支えてくれたのが、この三ッ沢に集まってくれている、ファン、サポーターの皆さんでした。

 その時に温かいメッセージや、時に厳しい言葉をかけてくだり、その言葉に僕は救われました。

 僕をここまで一人前のサッカー選手に育ててくれたのは、ファン、サポーターのおかげです。本当にありがとうございます。

 このマリノスに僕のすべてが詰まっています。

 皆さんと会えなくなるのは本当に寂しいし、今年から一緒に戦っている最高の仲間と別れるのはつらいです。

 ただ僕も27歳になり、この海外移籍はラストチャンスだと思っています。

 僕がまだ知らない新しい世界を見たいと思いましたし、ここで行かなければ絶対に後悔するという思いが勝り、移籍を決断しました。

 ここで学んだすべてをベルギーでぶつけて、ベルギーで一旗揚げてきます。

 そしてまたいつか、自分が海外の舞台で活躍して、一回りも二回りも成長して、このマリノスの10番にさらにふさわしい選手になって帰ってきたいと思います。

 本当に本当にありがとうございました。それではベルギーへ行ってきます!

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