モドリッチ、ベイル…久保建英!レアル・マドリード始動の動画に「タケ」堂々登場
レアル・マドリーのクラブハウスで、フェルランド・メンディとがっちり握手をかわす久保建英(右)。※レアル・マドリードの公式HPの活動初日を伝える動画より
バスケス、メンディと握手。クラブ公式HPが伝える。
スペイン1部リーグのレアル・マドリードが7月8日に始動し、初日はメディカルチェックなどを行った。クラブの公式サイトはその模様をフォトギャラリーと約1分間の動画で伝えている。すると、その動画のなかで久保建英も登場した。
動画ではトニ・クロース、エデン・アザール、ルカ・モドリッチ、ガレス・ベイルらがクラブハウスに久々に姿を現して、チームメイトとあいさつを交わす場面、さらには心拍数や心電図などを測定するシーンなどが映し出されていた。
するとそのなかで、FC東京から加入した久保が登場。久保は笑顔でルーカス・バスケス、フェルランド・メンディと握手を交わして、(おそらく)ファーストコンタクトをとったシーンがほんの一瞬ではあるが扱われている。
改めて久保が本当にレアル・マドリードの一員になったのだと実感できる、そんな「絵」だった。
チームはこれからトレーニングを行なったあと、アメリカツアーに突入する。開幕時はレアルのBチームにあたるカスティージャ(3部リーグ)に登録される久保だが、このツアーにはトップチームとともに帯同することが決まっている。
レアル・マドリードはこのツアーで、ドイツブンデスリーガ7連覇中のバイエルン・ミュンヘン、イングランドプレミアリーグの名門アーセナルFC、そしてアトレチコ・マドリードと対戦する。ジネディーヌ・ジダン監督のもと、久保が果たして”レアル・デビュー”を果たすことができるのか。そして何かしらアピールをすることはできるか――。
いきなり期待が膨らむ、ワクワクするプレシーズンがスタートする。
久保は2001年6月4日生まれ、神奈川県出身の18歳。174センチ・69キロ。川崎フロンターレU-10―FCバルセロナ・ラ・マシア―FC東京U-15―FC東京U-18―FC東京―横浜F・マリノス―FC東京―レアル・マドリード。2019年、FC東京でJ1リーグ13試合4得点。J1通算24試合5得点、日本代表4試合0得点。
5年契約を結んだレアル・マドリードでは、まず3部リーグに所属するカスティージャでキャリアをスタートさせる。監督はラウール・ゴンザレス。外国籍選手枠の関係で、トップチームでの新シーズンのプレーは難しいものの、いくつかの条件をクリアできれば、状況によっては可能性もあるという。
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[文:サカノワ編集グループ]