取材陣は久保建英を追う日本がスペインを上回り『マルカ』も驚き
久保建英。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「モントリオールでの熱狂ぶり」と記事を掲載。
スペイン1部リーグのレアル・マドリードが7月10日から、アメリカでの親善大会に向けてカナダのモントリオールでキャンプを行っているが、スペインのスポーツ大手メディア『マルカ』はこのほど日本人メディアの関心の高さに着目。『モントリオールでの久保を巡る熱狂ぶり』と題し、「スペイン人よりも『アジアのメッシ』を追う日本人のジャーナリストが多く訪れている」というレポートをしている。
FC東京を経て完全移籍でレアル・マドリードに加入したMF久保建英は、カスティージャ(Bチーム)からの選抜4人の一人として、今回のツアーに帯同している。トップチームのジネディーヌ・ジダン監督の要望でもあり、逆にいうと、18歳の日本人アタッカーを試せる限られた機会の場でもある。
『マルカ』は日本人メディアが15人ほどこの合宿の取材に来ていて、「多くはアメリカの駐在からの派遣だが、日本から来ているジャーナリストもいる」「スペインメディアは現時点で、日本よりも4人少ない」と具体的に説明している。
そのうえで、「カスティージャに向かう前に果たして、誰がライバルになるのかに関心があるようです」として、カスティージャのラウール監督のもとでデビューするのか、あるいはジダン監督とともにここで一度道を切り開くのか――そこが注目を集めていると伝えている。
さらに、安部裕葵のバルセロナBチームへの加入決定を受けて、「プレーオフでのミニクラシコでの対戦が実現するか」とも触れている。
レアル・マドリードはこのモントリオールでの合宿のあと、アメリカでの「インターナショナル・チャンピオンズ・カップ」に参戦する。
チームは21日日本時間9時からバイエルン・ミュンヘン、同24日18時からアーセナルFC、同27日8時30分からアトレティコ・マドリードと対戦する。
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[サカノワ編集グループ]