×

バルセロナが感動の再会。イニエスタとハグした安部裕葵は「ちょっとだけ…」

神戸のアンドレス・イニエスタ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

バルサがSNSで動画を配信。そのなかで――。

[楽天カップ] 神戸- バルセロナ/2019年7月27日18:00/ノエビアスタジアム神戸

『Rakuten CUP2019』FCバルセロナのメンバーがヴィッセル神戸戦に臨むため、現地入りした。レセプション会場で選手を歓迎したのが、神戸のアンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャ、セルジ・サンペールの元バルサトリオだ。イニエスタがバルサの選手たちと笑顔での再会を果たした様子が、FCバルセロナの公式ツイッター( アカウントは @FCBarcelona )で公開された。

 一人ひとりと笑顔で握手し、熱い抱擁をかわすなか、動画の最後のほうには鹿島アントラーズから先日加入したばかりの安部裕葵も登場する。ハグをかわしたイニエスタは何かを話しかけ、安部は「ちょっとだけ」と指でゼスチャーをしながら答えている。おそらく ・チームには慣れたか? ・コンディション(ケガ)はどうか? ・スペイン語は覚えたのか? ・元気か? そのあたりを聞かれて、答えていたようだ。

 安部は股関節を傷めた影響で、別メニュー調整が続いている。23日のチェルシーFC戦ではベンチ外となり、ユニフォーム姿のお披露目は持ち越しとなった。

 エルベスト・バルベルデ監督はチェルシー戦後の公式記者会見で、27日の神戸戦での安部の起用について慎重な姿勢を示した。

「(神戸戦での起用について)まだ分かりません。今回のツアーに帯同させたものの、バルセロナでは難しい時間を過ごしています。また2試合目で使えるかと思っていたが(ケガの影響で)、なんとも言えません。状況を見てみたいと思います」

 万全でなければ、無理をして起用することはないようだ。

 一方、古巣との対戦になるイニエスタ、ダビド・ビジャ、サンペールにとっても、神戸のポテンシャルの高さを「世界」に示す貴重な機会となる。果たしてどのような試合になるのか? 

『Rakuten CUP2019』第2試合のヴィッセル神戸対バルセロナFC戦は7月27日18時からノエビアスタジアム神戸で行われる。チケットは好評発売中だ。

関連記事:スタイル変えた? いや違う。日本の”10番”安部裕葵が語った「積み上げ」の哲学

[文:サカノワ編集グループ]

Title:Barcelona is an impressive reunion. Hiroki ABE hugged with Iniesta and said”… just a little”.

Ads

Ads