スペイン紙は久保建英「初のフル出場」をどのように報じたか?

久保建英。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

カスティージャのPSM。決定機をモノにできなかったものの、チーム内で”唯一”高い評価を受ける。

 レアル・マドリードのBチームにあたるカスティージャの一員として久保建英が8月14日、アウェーでのクルトゥラル・レオネッサ(セグンダB)との練習試合でフル出場を果たした。久保にとってはスペインに渡ってから初の実戦形式での90分間のプレー。ただ背番号「7」をつけて右MFで先発した18歳の日本代表MFは、後半に決定的なシュートを立て続けに2本放ったものの得点につなげられず、試合は0-3で敗れた。

 果たして、地元メディアはどのように久保のプレーを報じたのか。

『マルカ』は久保のパフォーマンスを高く評価。「カスティージャは敗れたが、久保がインパクトを残す」と題し、次のように評価していた。

「久保だけがインパクトを残した。この日本のスターはジネジィーヌ・ジダン監督のトップチームのツアーでは常に招集されていたが、出場機会が限定的であるため、ラウル・ゴンザレス監督のもとでプレー。2本のシュートが阻まれるなど非常にいいプレーを見せたものの、チームは2失点を喫した。久保は推進力を与えていたが、なかなかフォローを得られなかった」

 そのように”久保だけが”と強調していた。

 また『アス』も「久保が閃光を放ったものの、カスティージャの崩壊を防ぐことができなかった」と題し、久保の活躍にスポットを当てたレポートを掲載。

「彼らは立ち上がり数分は主導権を握ったものの、その後、2失点を喫した。これでプレシーズンは4度目の敗戦。今回は同じカテゴリーの相手に力が及ばなかった」

 そうしたなかで久保は「ラウル監督のチームに革命的な要素をもたらした」「その突破に相手は目をくらましているようだった」「彼はボールを受けて、体を張り、パスを出す、そうした一連の動作を頭を下げずにできる」などと評価されていた。

 久保は64分、65分と二度立て続けに、GKと1対1になるものの、シュートをセーブされて、”初ゴール”はお預けになった。カスティージャではほとんど練習していないため、コンビネーションの不足は否めない。ただ、そのなかでも「光」を放った久保が評価されていた。

 カスティージャは今週末の8月25日、ラス・ロサスCFとのリーグ開幕戦を迎える。

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[文:サカノワ編集グループ]

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