×

マジョルカ久保建英はベンチ外。モレノ監督、勝利した初戦のメンバーを重用

マジョルカの久保建英。(C)RCD_Mallorca ※ツイッターより

リーグ2節、ホームでのレアル・ソシエダ戦。新天地デビューはお預け。

[スペイン1部 2節]マジョルカ – R・ソシエダ/2019年8月25日(日本時間26日0:00)/イベロスター・エスタディ

 レアル・マドリードからRCDマジョルカへの2020年6月までの期限付き移籍が決まった久保建英だが、現地8月25日のホームでのレアル・ソシエダ戦はベンチ外となった。チームは開幕戦でSDエイバルに勝利を収めており、そのメンバーが重用された形だ。

 試合前日、マジョルカのビセンテ・モレノ監督はメディアに対し、「上手くいけば週末にパフォーマンスを見せる機会を与えます」と久保の起用に含みを持たせていた。しかし一方で、「レアル・ソシエダとは厳しい試合になります。相手を尊重しています。二人(久保とヤニス・サリビュル)はまだ来て間もないですし、日曜日の試合に出るかは分かりません。すでにこれまでいた選手が重要です。(久保は)日曜日の試合で起用するかは分かりません」と語っていた。

 その言葉通り、合流から間もない久保よりも、昨季からの流れを大切にして、既存戦力に懸ける形となった。サリビュルも今回、ベンチには入っていない。

 チームを7年ぶりの1部復帰に導いた44歳のモレノ監督は「いずれにせよ、マジョルカに加わった選手たちがピッチに立てる11人の座を勝ち取らなければいけません」と、チーム内の競争の重要性も強調していた。

 久保にもまずはメンバー入りできる”実力”を示し、モレノ監督やコーチ陣に認められることから戦いがスタートする。

 試合は日本時間の26日0時に開始する。

 また、マジョルカは現地時間9月1日の3節では、アウェーで強豪バレンシアCFと対戦する。

関連記事:「ベルナベウからクボの魔法を奪うのか?」スペインでレアル久保建英を巡る議論が活発に

[文:サカノワ編集グループ]

Topics:RCD Mallorca Takefusa KUBO did not enter the bench for home against Real Sociedad. 

Ads

Ads