カマヴィンガ+久保建英、レアル・マドリード未来の「中軸」構想
写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
バルベルデを新リーダーに、若きタレントによるぶ厚い中盤を形成へ。
スペイン1部リーグのレアル・マドリードは夏の移籍市場の締めくくり、18歳のフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガをフランス1部スタッド・レンヌから完全移籍で獲得した。フロレンティーノ・ペレス会長が掲げる世界の有望株を中心としたチーム強化。これを推進すると改めて宣誓するような補強だ。
レアル・マドリードはこのほど、23歳のウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデと2027年まで契約を延長。大型契約にはチームの新リーダーとなることへの期待も込められている。
『デフェンサ・セントラル』は、「さらにヘイニエル(ボルシア・ドルトムント)、ブラヒム・ディアス(ACミラン)、久保建英(RCDマジョルカ)らが、マドリッドから離れ成長を続けている。クラブは彼らを頼りにし、将来への強固なプロジェクトを貫こうとしている」とレンタル中のタレントを紹介。日本代表の20歳のレフティも、そのプロジェクトに欠かせぬ存在であると強調し、そのようにして中盤の「軸」を強固にする構想だという。
久保については、スペイン3シーズン目、今回4チーム目のローンに。「昨季は結果を残せなかったが、現状で最も活躍できるチームを選択した」と、マジョルカへの移籍についても触れている。
久保は今季これまでリーグ3試合に出場、最近2試合連続でスタメンとしてプレーしている。チームも2勝1分と好調。今週末は9月11日(日本時間12日4:00から)、これまで1勝2敗のアスレティック・ビルバオとアウェーで対戦する。
久保にとっては今季初めて、国際Aマッチ期間を挟んでのリーグ再開となる。日本代表で受けた“刺激”を、いい形でマジョルカに還元したい。
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[文:サカノワ編集グループ]