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ビダルと対峙!安部裕葵がバルサのトップチームで練習

バルセロナBでの安部裕葵。(C)FC_BARCELONA/(C)FCB

労働許可の申請の関係で、バルセロナBでのデビューは9月上旬に。

 この夏J1リーグの鹿島アントラーズからスペイン1部のバルセロナFCに完全移籍で加入した安部裕葵が8月26日、バルセロナトップチームの練習に参加した。前日のカンプ・ノウでのレアル・ベティス戦(〇5-2)で2ゴールを決めたアントワーヌ・グリーズマン、16歳でデビューしたアンス・ファティ、1得点のアルトゥーロ・ビダルらと汗を流し、その模様がSNSのクラブ公式ツイッターでも公開された。

 労働許可が9月上旬に下りる予定のため、安部がバルセロナBチームが25日に臨んだリーグ開幕戦のアウェーでのCFバダロナ戦の遠征に帯同していなかった。

 そうした状況もあり、今回、安部らBチームの3人がトップの練習に参加。エルネスト・バルベルデ監督の見守るなか、特に前日出場機会のなかった選手や出場時間の短かった選手たちと実戦形式をこなした。

 公開された動画では、安部がパス回しの練習でチリ代表ビダルのチェイスをかわすシーンも。さらに紅白戦では、クロアチア代表イヴァン・ラキティッチともマッチアップを展開していた。リハビリ中のアルゼンチン代表リオネル・メッシ、ウルグアイ代表ルイス・スアレスは姿を見せなかった。

 バルセロナの日本ツアーに帯同した安部だが、ケガの影響もあってチェルシーFC(●1-2)とヴィッセル神戸(〇2-0)との試合には出場できなかった。スペインに移動したあとは、バルサBでの活動に集中していたが、今後もこうした形でトップチームの練習に加わる機会はありそうだ。

 安部はセグンダBのリーグ戦開幕を1週間前に控えた18日の親善試合、UEリャゴステラ戦で先発。開始3分に、左サイドのカットインから移籍後初の実戦でのゴールを決めていた(△1-1)。

 20歳の安部はバルセロナと4年契約を締結。2019-2020シーズンはバルサBでプレーし、トップチーム昇格を目指す。鹿島では2019シーズン、リーグ14試合1ゴールを記録し、コパ・アメリカの日本代表でデビューを果たした(国際Aマッチ3試合0得点)。

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Topics:FC Barcelona Hiroki ABE participated in top team training.

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