日本代表MF堂安律のPSV加入が正式決定「得点やアシストを決めるだけでなく目標は――」
PSV加入が決定した堂安律。公式HPにて、こんなポーズでも登場!(C)PSV_EINDHOVEN
2024年までの5年契約。
日本代表MF堂安律のオランダ1部リーグFCフローニンゲンからPSVアイントホーフェンへの完全移籍での加入が正式に決まった。PSVが8月30日、クラブの公式サイトで発表した。
2024年夏までの5年契約。フローニンゲンFCも堂安がサインをしたことを確認し、クラブ間でも契約金について合意したことが報告されている。
堂安は次のようにコメントしている。
「オランダ最大であるクラブの一つに加入できて嬉しく思います。PSVはタイトル獲得の候補。私はエールディビジ(オランダ国内リーグ)のタイトルをつかみ取りたい。そのためにアイントホーフェンの良いチームプレーヤーになることが目標です。ゴールを決め、アシストを提供するだけで決して満足はしません」
そのように、”優勝”すること、そのための力になることを誓っている。
堂安は1998年6月16日生まれの21歳。兵庫県尼崎市出身。172センチ・70キロ。
PSVのホームページでは、堂安がガンバ大阪時代にクラブ史上最年少となる15歳でトップチームデビューを果たしたことなどを紹介している。また、2017年にフローニンゲンと3年契約を結び、1シーズン目は29試合9ゴール、2シーズン目は32試合5ゴール、さらに日本代表でも3得点決めたことに触れている(今季は2試合1得点)。
この契約に際してPSVのジョン・デ・ヨング・テクニカルマネジャーは、「新たな攻撃的な選択肢を加えたいと考えていました。堂安のプロファイル(さまざまな情報)は私たちの求めるものにまさに完璧に適合していました。フローニンゲンから来てもらえて、本当に嬉しく思っています」と語っている。
PSVでは24歳のウルグアイ代表レフティのガストン・ペレイロが負傷により約2か月にわたり離脱し、24歳のメキシコ代表アタッカーのイルビング・ロサノが、セリエAのSSCナポリに移籍。そうしたチーム事情もあり、PSVは6年前からリサーチしていたという堂安にオファーを出した。
PSVは国内リーグ21回の優勝を誇るオランダの名門。元オランダ代表のマルク・ファン・ボメル氏が監督を務める。
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[文:サカノワ編集グループ]