【ミャンマー戦採点】冨安と南野に最高点「5」。中島、橋本の評価が分かれるか
[MAN OF THE MATCH=マン・オブ・ザ・マッチ]冨安健洋(日本代表)
シュート30本で2ゴールに終わる。
[カタールW杯アジア2次予選 1節] ミャンマー 0-2 日本/2019年9月10日/トゥウンナ・スタジアム/ヤンゴン
【選手採点│寸評】
※5段階評価。5が最高で、1が最低。1点刻み。
採点対象は原則、出場20分以上。
※採点の見方
ポジション
背番号 選手名 採点
▽先発
GK
12 権田修一 3
被シュートわずか2本、悪コンディションのなか無失点でカタールへの”一歩目”を支えた。
DF
19 酒井宏樹 3
最後までバランスを保ち、及第点の出来。終盤の鈴木へのクロスなど決定機を得点につなげられず。相手を混乱させるようなオーバーラップやクサビのパスがもう少しほしかった。
22 吉田麻也 3
雨が降り続ける悪天候や芝の状況も考慮し、やや深めの位置でセーフティに対応。1対1ではすべて相手を上回っていた。
16 冨安健洋 5 【MAN OF THE MATCH】
どんな相手にも変わらず立ち向かい、今回はことごとく圧倒した。あらゆる局面に顔を出して、他の守備陣を助けた。
5 長友佑都 3
中島をサポートしながら、慎重に試合を進めた。攻撃の効率を高めるのであれば、時により強引な仕掛けも見せたいところ。
MF
7 柴崎 岳 3
ボール奪取から攻撃のスイッチを入れるなど、この試合では明らかに”異質”な存在感を発揮していた。堂安とともに「4」にしても良かったが、後半のトーンダウンを考慮して「3」に。
13 橋本拳人 3
中盤の壁となって、よくボールを奪い切れていた。ただ、このレベルであれば妥当な内容。シュートに向かう積極性も見せたが、攻撃面でもう一工夫ほしい。
21 堂安 律 3(▼65分)
南野の2点目のアシストなど機転も利いた。パラグアイ戦での悪かった点を修正(コンディションを高め)した。「4」に近い出来だったが、やはり彼自身にも1点がほしかった。
7 柴崎 岳 3
ボール奪取から攻撃のスイッチを入れるなど、この試合では明らかに”異質”な存在感を発揮していた。堂安とともに「4」にしても良かったが、後半のトーンダウンを考慮して「3」に。
13 橋本拳人 3
中盤の壁となって、よくボールを奪い切れていた。ただ、このレベルであれば妥当な内容。シュートに向かう積極性も見せたが、攻撃面でもう一工夫ほしい。
21 堂安 律 3(▼65分)
南野の2点目のアシストなど機転も利いた。パラグアイ戦での悪かった点を修正(コンディションを高め)した。「4」に近い出来だったが、やはり彼自身にも1点がほしかった。
10 中島翔哉 4(▼81分)
しっかり狙って奪った先制点は見事。ただし、それ以外のプレーでは、球離れがやや悪く、前線が行き詰ってしまうシーンが目立った。そのあたりの周りに合わせようとする意識が、やや欠けている印象。
9 南野拓実 5(▼76分)
悪コンディションにもかかわらず力のあるプレッシングで、時に相手DF二人に対応する場面も。そのなかで相手を意気消沈させるゴールを決めた。後半の出来はまずまずと言える感じだったが、前線の中では突き抜けていたことを評価して今回は最高点に。
FW
15 大迫勇也 3
最前線でポイントとなり、ボールを引き出した。試合終盤は鈴木武蔵と2トップも形成。相手が常に引いたなか、シュート30本をよく引き出したとも言えたが、そんな壁を打ち破るゴールがほしかった。
悪コンディションにもかかわらず力のあるプレッシングで、時に相手DF二人に対応する場面も。そのなかで相手を意気消沈させるゴールを決めた。後半の出来はまずまずと言える感じだったが、前線の中では突き抜けていたことを評価して今回は最高点に。
FW
15 大迫勇也 3
最前線でポイントとなり、ボールを引き出した。試合終盤は鈴木武蔵と2トップも形成。相手が常に引いたなか、シュート30本をよく引き出したとも言えたが、そんな壁を打ち破るゴールがほしかった。
▽交代出場
MF
14 伊藤純也 2(△65分 )
アグレッシブさは光ったもののゴールならず。攻撃が一本調子になってしまうところは改善したい。
14 伊藤純也 2(△65分 )
アグレッシブさは光ったもののゴールならず。攻撃が一本調子になってしまうところは改善したい。
FW
18 鈴木武蔵 ー(△76分 )
MF
17 久保建英 ー(△81分 )
18歳98日と日本代表でのW杯最年少出場記録を更新。短く限られた時間のなかで技術の高さを披露。しかし国際Aマッチ6試合目、期待されたゴールはまたもお預けに。
関連記事:南米で波紋広がる中島翔哉への残忍タックル。「熱い鉄」とペルー紙
[文:サカノワ編集グループ]