マルセイユが本田圭佑をリストアップ。酒井宏樹と右サイドを形成!?

本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

主力選手の負傷による長期離脱により。求めるのは「左利きのウイング」とピッタリだが――。

 オーストラリアAリーグのメルボルン・ビクトリーを昨季限りで退団し、フリートランスファーになっていた33歳の元日本代表MF本田圭佑について、スペインの日刊スポーツ紙『アス』などは、フランス1部リーグのオリンピック・マルセイユがリストアップしていると報じた。

 記事によると、マルセイユは26歳のフランス代表FWフロリアン・トヴァンが、踵のケガにより手術を受けるため、冬までの戦線離脱を余儀なくされたという。トヴァンは左利きのウイングタイプ。キープ力に長け、爆発的な突破やカットインからゴールにも絡む。

 今シーズンはカガで開幕から欠場が続いていたものの、4節のASサンテティエンヌ戦で復帰。しかしわずか10分で再び踵を傷めて退き、精密検査の結果、改めて手術を受けることになった。

 そんななか、『アス』紙は次のように、本田がリストアップされていると伝えた。

「今季就任したポルトガル人のアンドレ・ビラス・ボアス監督(前上海上港)のもと、マルセイユは(負傷を持つ)トヴァンに依存しないシステムを確立してきた。そこで当初はトヴァンの代わりとなる選手は獲得しない予定だったが、フリートランスファーの本田圭佑、ハテム・ベン・アルファとサインするため、テストするのではないかと噂されている。いずれもクオリティは高く経験も豊富で、移籍金しで獲得できる選手だ」

 ハテム・ベン・アルファも左利きで、32歳の元フランス代表アタッカー。昨季はスタッド・レンヌで26試合・7ゴールを記録している。

 また、トヴァンは右サイドを主戦場に、トップ下、左サイドもプレー可能だった。そう考えると、確かにマルセイユが欲しているタイプに、本田はピッタリ適合する。さらにセットプレーや高さなど、他にもチームに多くのプラスをもたらせそうだ。

 マルセイユには日本代表の酒井宏樹が在籍。二人で右サイドを形成する――という共演がフランスで実現することもあり得るか?

 ただ、独自の道を開拓してきた本田だ。果たして同じ日本人のいるチームでのプレーを望むかどうか。また、フランスの名門が補強に動くのであれば、喫緊に「即戦力」となる選手を欲しているはず。本田のカンボジア代表での総監督(肩書きはゼネラルマネジャー)との兼ね合いなど、個別にクリアしなければならないこともあり、そもそもそういった”兼任”に理解を得られるかどうかという段階から交渉もスタートしなければならない。

 本田には、当初セリエAのブレシア・カルチョが獲得に関心を示していると伝えられた。また、最近ではヨーロッパリーグ(EL)本選に進んだパルチザン・ベオグラードも検討しているか、とも言われた。しかしいずれも、これまでのところ、噂の域を脱することはなかった。本人は来年の東京オリンピックでのオーバーエイジでの選出を目指すと宣言する一方、セリエAやJリーグへの復帰は考えていないとも語っている。

 カンボジア代表を率いてのワールドカップ2次予選の9月シリーズ(1分1敗)が終わり、ここからはアスリートとしての本田の動向にも改めて注目が集まりそうだ――。

 関連記事:本田圭佑にパルチザン入りの噂が浮上。一つ条件が――

Topics:Is Olympic Marseille listing Keisuke Honda?

Ads

Ads