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本田圭佑が移籍先に言及。オファーあるが「片思いのまま」優先条件とは?

日本代表での本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

目指しているのは、レギュラーとして出られれば、東京五輪のオーバーエイジに確実に選ばれるようなチーム。

 オーストラリアAリーグのメルボルン・ビクトリーを昨季限りで退団して無所属(フリートランスファー)になっている本田圭佑が9月16日、日本テレビの『ニュースZERO』に出演し、自身の決まらずにいる新天地について言及した。

 ヨーロッパ1部リーグでのプレーを望んでいる本田は、「オファーはあるので、引退はしないです」と明かしたうえで、「(来年の東京)オリンピックもあり、ちょっと来てほしいというところからオファーがないので、今ちょっと片思いみたいになっているところがあります。正直、待っているところはあります」と、自身が希望するレベルのクラブから話が来ていないことを明かした。

 そして移籍先の条件についても語った。

「来年の東京オリンピックに出て、そして勝つ、ということを自分の中で決めているので、ヨーロッパの納得のいくようなクラブでプレーする。そこが、僕の決めている条件ですね」

「(欧州1部?)それはもちろんですし、レギュラーとして試合に出ることで確実にオーバーエイジとして選ばれるような場所。そこで出られれば、必ず選ばれるようなクラブやリーグを考えています」

 そのように、改めて強気に語った。

 そしてロシア・ワールドカップ(W杯)ではコーチを務めていた森保一日本代表&東京五輪の兼任監督には、「本田を選べば勝てる、と思ってもらえるプレーをしないといけない。若い選手も多いので、ピッチ外のマネジメントもしっかりしていかないといけないとは思います」とアピールした。

 日本代表から一旦身を引くことを公言した一方、東京オリンピックをオーバーエイジで目指すと言った。それは、なぜか? 本田はその理由も明かした。

「4年後はけっこう骨が折れます。世界一だけを目指しているので、4年後までは正直分からない。ただ、(ロシア・ワールドカップから)2年後(2020年)ならば一番良い状態でいけると」

 そのように本田は、東京五輪を自身にとって「世界一=金メダル」を目指すラストチャンスと位置付けたというのだ。また、「それに33歳の人に勇気を与えられますね」とも言った。

 基本的には、ほとんどのチームが補強を終えている。本田がトップクラブのチームに加わるのであれば、開幕から調子が上がらずにいるチーム、あるいは主力にケガ人が出てしまったチームで、補強を必要としている場合だ。

 果たして”両想い”になれるクラブは出てくるのか? あるいは、ある程度の妥協をするのか? 時間はどんどん限られてくるが、果たして――。

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Topics:Keisuke Honda spoke about which team will he play?

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