【浦和】審判侮辱で槙野が出場停止「親しい記者との会話が…」

浦和の槙野智章。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

VAR初導入のルヴァンカップ準々決勝・鹿島戦後の発言が記事になり。次戦の天皇杯が対象に。

 J1リーグの浦和レッズは9月20日、「Jリーグ規律委員会における槙野智章への処分について」として、DF槙野が2019JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝・鹿島アントラーズとの第2戦のあとの審判を侮辱・批判した言動により、1試合の出場停止処分を課さたと発表した。報道を通じた審判や判定への発言で、選手に出場停止処分が課されるのは極めて異例だ。

 槙野の出場停止の対象試合は、第99回天皇杯(2019年9月25日/ラウンド16(4回戦)浦和レッズ vs Honda FC戦。

 槙野はクラブ広報部を通じて次のようにコメントしている。

「このたびは審判員の方をはじめ、チームやファン・サポーターのみなさんにご心配とご迷惑をおかけし、申し訳ありません。

 親しい記者のみなさんとの間での会話という認識で、審判員の方への侮辱の意図はなく、場を和ますような形で言ったことが、結果的に記事になってしまいましたが、必要ない発言だったと反省しております。

 今後はこうしたことがないように気をつけていきます。

 次の天皇杯には出場できませんが、チームの力になれるよう全力を尽くします」

 槙野はあと1点決まれば延長戦に突入していた鹿島戦の後半アディショナルタイム、杉本健勇がペナルティエリア内でブエノのタックルで転倒した場面を受けて、「VARの担当は寝ていたのか」「あそこで映像をチェックしなければいつ使うのだろう」などと発言したと報じられている。

 これまでもJリーグの中で、少なからず判定への不満を漏らす発言が報じられてきた。それだけに、なぜ今回は、という声も聞かれる。日本代表にも選ばれる選手だけに、その注目度の高さ、報道による影響の重さから課された重い処分と言えそうだ。

 一方、槙野はそのように報道陣の対応に不満を語っているが、これまでにもSNSを通じて、審判や判定に対するやや際どい発言もしていた。世の中に娯楽が溢れるなかJリーグが注目されるようにしてきた槙野の発信力は、浦和やJリーグにとって貴重な”武器”でもあるだけに、クラブとして、あるいはJリーグとして、そういった選手たちの”発信”についての対応や対策も求められる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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