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マジョルカ久保が初先発も敗戦。「バルサやレアルでさえも」とモレノ監督は現状を受け止める

久保建英。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ポスト直撃のシュートを放つものの、初ゴールはならず。

[スペイン1部 6節]  マジョルカ 0-2 A・マドリード/2019年9月25日/イベロスター・エスタディ

 スペイン1部リーグ(ラ・リーガ)のRCDマジョルカはアトレティコ・マドリードに0-2で敗れた。18歳の久保建英はリーガで初めて先発フル出場を果たし、ポスト直撃のシュートを放つなど奮闘した。

 昨季2位のアトレティコ・マドリードにコンビネーションやパワーなど多くの面で上回られるなか、マジョルカも何度か主導権を握り返して好機を作り出した。強烈なプレスをかいくぐり続けた久保だが、スペインでの初ゴールはまたも持ち越しとなった。

 マジョルカのビセンテ・モレノ監督は試合後の記者会見で、「アトレティコは非常に可能性を持っているチーム。特に前半、そのクオリティを見せつけられました。ただライバルに対し、リスペクトしすぎる必要はありませんでした。前半のようなミスをしていては試合を難しくしてしまいます。それを次に生かさなければいけません。それが私たちにはできます」と振り返った。

 また、開幕以来勝利が現状を受け止め、次のようにも語った。

「(開幕からの)最近4試合は非常にレベルの高い試合をしていました。すべてのチームがいい時も、悪いプレーをする時もあります、バルセロナやレアル・マドリードでさえもです」

 一方で、「アトレティコに勝つためには限界に達するまでプレーすることが求められました。敗戦を受け止めなければいけませんが、それに慣れてはいけません。たとえ悪い日でも、失敗しても、私はチームを信頼しています」と、選手たちへの変わらぬ信頼も口にしていた。

 リーガは26日にも試合が予定されており、マジョルカは1勝1分4敗(4得点・10失点)で20チーム中暫定17位。一方、A・マドリードは4勝1分1敗(7得点・2失点)で同2位に浮上している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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