「レアル・マドリードにとって悪いニュース」久保建英の“深刻なケガ”に落胆隠せず
久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
地元メディア、「当初は『軽傷』と思われたが…」。
スペイン1部レアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英だが、9月22日のアウェーでの保有元レアル・マドリード戦で右ヒザを傷めて負傷交代を余儀なくされた。しかしヒザへの負担を軽減させるため松葉杖を使っての生活が続くなど、当初の見込みよりも状態はいいと言えず、マドリッドの地元メディア『デフェンサ・セントラル』も心配している。
20歳のレフティについて、同メディアは「9月22日にベルナベウで膝を負傷したこの日本代表選手は、当初『軽傷』と思われたが、深刻な事態に陥っている。これからさらに2、3か月は治療が必要だ」と伝える。
マジョルカのルイス・ガルシア監督は今週末のレアル・ソシエダ戦を前にした記者会見で、久保の状態について「1か月半、あるいは2か月、どれぐらいかかるか分かりませんが、様子を見なければならないと思います」と語っていた。
そしてレアル・マドリードは、「この日本人選手を最も有望な選手の一人と考え、その動向を注視している」「マジョルカとは治療の期間を1日も短くするため協力していく」ということだ。
今季二度目のマジョルカへのレンタルで、久保はこれまでリーグ6試合に出場してきた。そして期限付き移籍3年を経て、来季にはレアル・マドリードに復帰するプランも浮上している。
「ケガをするまではチーム内のベストプレーヤーの一人であり、東京オリンピック後は絶好調だった。マドリードは彼の回復ができるだけスムーズに進むことを待っている」と、今は見守りつつ1日も早い完全復活を待望している。
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[文:サカノワ編集グループ]