香川真司が「やはり格別」とC大阪のダービー勝利を祝福
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「セレッソおめでとう!」とSNSで発信。
[J1 27節] C大阪 3-1 G大阪/2019年9月28日/ヤンマースタジアム長居
スペイン2部リーグのレアル・サラゴサに所属する日本代表MF香川真司が9月30日、2日前に古巣のセレッソ大阪がホームでガンバ大阪に3-1の快勝を収めたことを受けて、次のように自身のSNSのツイッター( アカウントは @S_Kagawa0317 )でつぶやいた。
香川は次のように祝福した。
「ダービーの勝利は格別やね!セレッソおめでとう!」
そのようなメッセージとともに、C大阪公式ホームページの「3-1」と大きく描かれたスコアをリツイートしていた。
試合は開始8分にブルーノ・メンデスのゴールでホームチームが先制に成功する。このあとはゲーム全体をコントロールしながら時間を進めると、ロティーナスタイルの浸透を物語るように、11分にマテイ・ヨニッチ、56分に水沼宏太と隙を見逃さず加点に成功。90+2分にオウンゴールで1失点を喫してしまったものの、「大阪ダービー」を3-1の勝利で逃げ切り、勝点3を獲得することに成功した。
これでC大阪は5連勝。リーグ14勝4分6分(32得点・21失点)の勝点46で、天皇杯優勝チームがJ1リーグ3位以内で終えた場合にACL出場権が与えられる4位に浮上した。キャプテンの清武弘嗣が負傷により長期の戦線離脱を余儀なくされたものの、今、チーム内で選手たちが切磋琢磨し合いながら、最も安定感のある戦いぶりを見せている。
ただ、高校2年時でプロ契約を結び日本では一筋でプレーするなど「桜」のDNAが染みついている香川にとっては、何よりもG大阪からの勝利は「別格」で、選手たちを称賛している。
C大阪は10月6日の28節、2位の鹿島アントラーズとホームで対戦する。勝てば勝点52の鹿島と3ポイント差まで詰め寄ることができる。現在の力を測るうえでも楽しみな一戦となる。
香川にとっての「アラゴンダービー」となる、岡崎慎司の所属するSDウエスカ戦は、ウインターブレイク直前となる12月22日(未定)の週末に予定されている。
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[文:サカノワ編集グループ]