レアルの『10代戦略』久保建英に続き19歳ノルウェーFWを狙う

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

U-20W杯で1試合9得点、CLではハットトリック達成のハーランド。近い将来、久保とホットラインを築くか――。

 スペインのスポーツ紙『アス』は10月11日、スペイン1部のレアル・マドリードがオーストリア1部リのRBザルツブルクに所属する19歳のノルウェー人FWアーリング・ハーランドをターゲットに調査を進めていると報じた。レアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英をはじめとする10代の有望株を”青田買い”する動きを、さらに強めようとしているという。オランダのサッカー専門紙や各国の移籍専門サイトなどでも、その話題が取り上げられている。

 レアル・マドリードの将来を担うべきタレントとして期待される、19歳のヴィニシウス・ジュニオール、18歳のロドリゴ、そして久保。いずれもそのポテンシャルの高さを限られた時間の中で示してきた。

「白い巨人」はこうした10代の国際的な有望株の引き抜きを、さらに推進しようとしているという。そこで獲得希望リストに載ってきたのがハーランドだ。

 ハーランドはこの夏に開催されたポーランドU-20ワールドカップ(W杯)のホンジュラス戦(〇12-0)で9ゴールを奪う離れ業を成し遂げ、一躍、脚光を浴びた。そして今シーズンは、これまで公式戦11試合18ゴールを決めている。なかでもUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージのKRCゲンク(ベルギー1部)戦ではハットトリックを達成し、強烈なインパクトを残した。

 記事ではレアル・マドリードが、「これからも若い有望な外国籍選手を獲得する戦略を変えることはない」と強調。「クラブに残って準備をする場合も(ヴィニシウス、ロドリゴ、バルベルデ)、他クラブで経験を場合も(久保、マルティン・ウーデゴール、アンドリー・ルニン)」と、ロドリゴや久保のように、若手をクラブ内外(カスティージャを含め)の環境をフル活用し、強化・育成を図っていく方針だという。

 もちろん、194センチと大柄ながら俊敏性とテクニックも備えるハーランドはすでに十分な結果を残している。それだけに、トップチームの即戦力としても待望されそうだが。

 とはいえ、南野拓実も在籍するRBザルツブルクのスポンサーと言えるレッドブルは、ドイツ・ブンデスリーガのRBライプチヒに最大の投資をしている。一般的に考えれば、ハーランドもいずれはライプチヒでプレーすることが現実的である。

 が、一流スカウトお墨付きの超一級品だと認められれば、レアル・マドリードはなりふり構わず獲得に動くはず。もしかすると……いや、意外と近い将来、レアルで久保とハーランドがホットラインを築くこともあり得るか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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