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【現地発】「去りたい意向伝える」酒井宏樹がマルセイユ首脳に。移籍金2億円で浦和移籍か

酒井宏樹。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

一部のチームメイトにも思いを語る!?もしも実現した場合、最短デビューは8月9日のアウェー札幌戦。

 フランス1部オリンピック・マルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹のJリーグ復帰へ、障壁はほぼなし――!? フランスメディア『RMCスポーツ』は5月10日、日本での報道と独自の情報を交えて、マルセイユの酒井がクラブに今季限りで去りたいと意向を伝え、首脳も引き留めない方針だと報じた。

 同メディアによると、酒井は2022年6月まであと1年契約を残している。逆にクラブにとっては移籍金(違約金)を獲得できるタイミングでもあり、31歳のディフェンダーの退団に応じる考えだという。独自の情報として、酒井はクラブトップに今季限りで退団したいという考えを伝え、その意思が最大限に尊重されたという。また、一部のチームメイトにもその“本音”をすでに話しているそうだ。

「彼はマルセイユでの冒険の終わりに向けて、特にケガなどでの離脱もあったが、このクラブに与えてきた多くのこと、そして多くのことに耐えてきたを感じている」

 そのように現状などに触れ、あとはプロ最長となる5シーズン戦ってきたマルセイユでの今季残されたリーグ2試合に集中する。

 また日本の報道を引用し、移籍金は150万ユーロ(2億円)で、浦和レッズへの移籍に向けて交渉が進められていることも紹介されている。

 酒井は1990年4月12日生まれ、千葉県出身の31歳。184センチ・75キロ。これまでのキャリアは、柏レイソルユース ― 柏 ― ハノーファー96(ドイツ) ― オリンピック・マルセイユ。日本代表通算64試合・1得点。2014年・2018年ワールドカップ(W杯)出場。

 立つ鳥跡を濁さず。酒井の2012年以来、9年ぶりの日本復帰へ、あとは秒読み段階か。Jリーグの選手登録期間(第2の移籍ウインドー)は7月16日から。浦和に加入した場合、最短で8月9日のアウェー北海道コンサドーレ札幌戦が“デビュー戦”になる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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