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久保建英が語ったレアル・マドリードで一番印象に残った選手は?

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

マジョルカ対レアルの決戦を前に、『マルカ』紙のインタビューに登場。

[スペイン1部 9節] マジョルカ – レアル・マドリード/2019年10月19日21:00(日本時間20日4:00)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 スペイン紙『マルカ』は10月18日、所属元のレアル・マドリーと初めて対戦するRCDマジョルカの久保建英とのインタビュー記事を掲載した。そのなかでレアル・マドリー移籍を決断した想い、印象に残った選手、そしてマジョルカ行きの経緯などを語っている。

『日本のメッシ』と呼ばれることについて久保は「それは今では記者の方が言うだけです。偉大な選手で、そう呼ばれるのは光栄です。ただ、彼のようになるためには、まだまだ足りないものばかりです」と謙遜する。ちなみに、リオネル・メッシとは面識はないものの、「(カンテラでプレーしていた)子供のころ、サインをお願いしに行ったことがありました」と明かしている。

 また、レアル・マドリードへの移籍を決断した理由について、「今後数年間の計画が、私の将来のことを考えてくれていて、とても気に入ったからです」とも明かしている。

「スポーツ面での、今後数年間の私のためのプランを提示され、将来を意図したものでとても気に入りました」

 そしてレアル・マドリードで戦ったプレシーズン。最も印象に残った選手について、次のように語る。

「誰もが世界的なクラスの選手で、誰もがレベルのとても高い選手であることは知っていました。イスコは少し遅れて合流してきたのですが、彼のスキルとクオリティには驚かされました」

 そのようにスペイン代表MFイスコから”インパクト”を受けたそうだ。

 その後のマジョルカに期限付き移籍することを決めた。マジョルカ島には、以前、休暇で訪れたことがあったという。今回のレンタル移籍は「選手、監督、雰囲気……マドリードとエージェント(仲介人)と話し合い、最終的に私が決めました」という。

 そんな久保にとって、ある意味、今季の大一番となる。スペインでは法律的に、レンタル移籍でも所属元のチームとの試合への出場が可能となっている。

 マジョルカ対レアル・マドリードは現地時間10月19日21時、日本時間10月20日4時から行われる。

 2部リーグから今季7年ぶりに昇格したマジョルカはこれまで2勝1分5敗(6得点・12失点)で降格圏の18位(20チーム中)。久保はリーグ6試合(322分)出場1アシストを記録している。一方、レアル・マドリードは5勝3分(16得点・8失点)の無敗で首位に立っている。

 久保の一発で、白い巨人に今季初黒星をつけることができるか――。

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[文:サカノワ編集グループ]

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