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オランダ練習参加決定の本田にミランからエール「必要なら呼んで」

ロシアW杯日本代表での本田圭佑。 写真:新井賢一/(C)Kenichi ARAI

CSKA時代の指揮官の下、フィテッセでトレーニング。正式契約なるか?

 オーストラリアAリーグのメルボルン・ビクトリーを退団してフリートランスファー(無所属)となっていた元日本代表MF本田圭佑が10月30日、自身のSNSのツイッター( アカウントは @kskgroup2017 )で、オランダ1部のフィテッセに練習参加することが決まったと報告した。すると本田の古巣であるイタリア・セリエAのACミランの公式ツイッター( @acmilan )からも「グッドラック、圭佑!」とエールが届いた。これに対して本田も英語で「ありがとう。必要な時はいつでも呼んで。そのことは忘れないで」と、改めて”本田節”で返している。

 本田は10月30日午後8時過ぎ、次のように報告した。

Staring tomorrow I will join @MijnVitesse training. Thank you @MijnVitesse .

I feel the same as I did 12 years ago when I was trying out. #enjoy

「明日からフィテッセの練習に参加します。ありがとう、フィテッセ。私は12年前にトライアウトした時のことを思い出します」

 フィテッセは現在オランダ4位につける。本田がCSKAモスクワでプレーした時の指揮官であるレオニード・スルツキ監督がチームを率いており、以前のエースに救いの手を差し伸べた形だ。

 さまざまな条件が合致すれば、正式契約に至る。ただ、メルボルン・ビクトリー退団後、本田はこれまで5か月間トップレベルではプレーしておらず、クラブもそのあたりを見極めたいはずであり、ここからの推移を見守りたい。

 するとミランがこの投稿に反応。日本語で「グッドラック、圭佑!」とエールを送った。これに対して本田は、次のように返答した。

Thanks. Call me when you need me. Please don’t forget about it.

「有難う。必要な時はいつでも呼んで。そのことはどうか忘れないで」

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドとともに直接SNSでオファーを要求した古巣だが、まだ再びプレーすることは諦めてはいないようだ。

 いずれにせよ、トレーニングの参加とはいえ、本田が健在ぶりを示すチャンスを手にしたのは紛れもない事実だ。フィテッセ入りなるのか? さらなる展開が待っているのか? 33歳の本田のチャレンジが動き出した。

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[文:サカノワ編集グループ]

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