本田圭佑が激白「なぜ、Jリーグ復帰は考えていないのか?」

フィテッセと契約を結んだ本田圭佑。※写真はフィテッセ公式ツイッターより(@MijnVitesse)

プレーしたかったのは「スペイン」。フィテッセ加入を決断した「一番大きな理由」とは――。

 オランダ1部リーグ(エールディビジ)のフィテッセに加入した元日本代表MF本田圭佑が11月8日、『AbamaTV』に出演し、現地から生中継による単独インタビューに応じた。そのなかで本田は、本当はフィテッセに練習参加だけするつもりだったこと、そしてメルボルン・ビクトリーの退団後はスペインでのプレーを希望していたことを明かした。

 本田はフィテッセ加入の”真相”を次のように語った。

「当初は練習参加だけするつもりでした。ただチームに合流した初日、ロシアでプレーしていた時の(スルツキ)監督がフィテッセを率いていて、『すぐに獲りたい』と言ってくれて、それが一番大きな理由でした。ちょっとそこで、考えが変わりました」

 そして本田はこれまで、来年の東京オリンピック日本代表にオーバーエイジ(23歳以上の3選手)として選ばれるためにも、「レギュラーで活躍することで必然的に候補に入ってくるチーム=ビッグクラブ」でのプレーを目指していると語ってきた。ただ、より候補を絞っていたことも口にした。それは「スペイン」だったという。

「ビッククラブということではなく、行きたい国があり、そこからのオファーを待っていました。最悪の場合、冬(の移籍市場[来年1月]が開くまで)待とうかと思いました。ただオランダリーグでプレーできるのであれば、もしかしたら冬に移籍する可能性も含め、悪くない選択かと思いました。(冬に再移籍することも?)ゼロではないです」

 そして、スペインのクラブが自分の実力に気付いていないのだと”本田節”を爆発させた。

「スペインでプレーしたくって。ただ、スペインのヤツらが僕の実力を見誤り、なかなかオファーを出してくれないんで。今、自分が目指しているのがオリンピックと明確で、そこに出て勝つことを考えた時、一番、自分がどのように成長すればいいか逆算したところから『スペイン』に集中していました」

 そのスペインからオファーが届かなかったのが現実である。しかし、どこか諦めきれない思いも感じられるが……。

 そうしたなか、Jリーグ復帰は選択肢に入ってこなかったのだろうか? 本田は「日本復帰」はないと改めて断言した。

「(Jリーグ復帰の選択肢は?)ないです、残念ながら。日本でプレーしていなくても、今は海外でも僕のプレーを見られるじゃないですか。日本に固執する必要はないのかなと思っています」

 そのように本田は改めて強調。その背景として、オーストラリアでの手応えが、欧州再挑戦へのモチベーションにつながったとのだとも明かした。

「メルボルンではポジションを変えて、僕の中でテストみたいなところがあった。オーストラリアのレベルは、ヨーロッパに比べて下がります。ただポジションが変わってどれぐらいできるか分からない中、オーストラリアは僕にとってちょうどいい環境でした。そこである程度、手応えを掴めた。そこでヨーロッパで通用するのかと、そこに固執してきました」

 世界を舞台に戦う「Keisuke HONDA」の自負が感じられる。

 33歳のアタッカーが語った本音。本田がスペインでプレーするという「夢」と、東京五輪に選ばれ金メダルを獲得するという「目標」を抱き、オランダから再挑戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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