マジョルカ久保が初ゴールを決めた試合中「警備員の問題」で一時中断した理由とは?

久保建英。(C)SAKANOWA

ビジャ・レアル戦の前半途中、GKレイナの主張を受けて、主審が約40秒ほど試合を止める。

[スペイン1部 13節]マジョルカ 3-1 ビジャ・レアル/2019年11月10日/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 RCDマジョルカのMF久保建英がビジャ・レアル戦、ミドルレンジから左足を振り抜きスペイン1部リーグ(ラ・リーガ)10試合目にして初ゴールを奪ってみせた。さらにドリブル突破から先制点につながるPKも獲得。加えてワンツーからのダイレクトパスで、ラインブレイクに成功して2点目のPK奪取にもつなげ、チームの全3ゴールに絡む圧巻の活躍を見せた。

 いったい何が起きたのか? この試合の前半途中、会場のエスタディ・デ・ソン・モイシュが、一瞬ざわついた。

 2-0とマジョルカのリードで迎えた31分、ホームチームは敵陣の左サイドでスローインを得る。すると、マジョルカの34歳の守護神、GKマノロ・レイナがハーフラインまで駆け上がってきて何やらアピールしてきたのだ。

 選手にアクシデントがあったわけでも、何かトラブルがあったようでもない。主審のカルロス・デル・セロ・グランデさんは全速力でハーフラインまで戻り、レイナの話に耳を傾ける。

 するとグランデ主審は頷き、今度は第4の審判のところへ走って行き、レイナの主張を伝える。そして試合は約40秒後に再開された。

 レイナの主張が、そのあと分かる。

 この日のマジョルカは気温11度まで下がっていた。久保も手袋をつけてプレーをしていたほどだった。

 そしてバックスタンドのタッチライン沿い、7人の警備員が等間隔で立っていたのだが、いずれも目立つように黄色の蛍光色の防寒着を着ていた。

 ただし、この防寒着の色が、ビジャレアルのユニフォームとほとんど(まったくと言っていいか)一緒だったのだ。確かにオフサイドラインなど、一瞬、分かりにくい印象を受ける。

 そこでスタッフが青色や緑色のビブスを用意して、警備員にそれを羽織るようにと渡していったのだ。決して仕事をしていない不真面目な警備員がいるとレイナが指摘したわけではなかった。

 そして後半、久保のゴールも生まれた。終わってみれば、マジョルカの3-1の勝利。レイナのアピールも勝点3の獲得につながったと言えたか。

 マジョルカは4勝2分7敗、12得点・19失点で16位に浮上。再開明けの11月22日(日本時間23日5時キックオフ)には勝点3差で12位のUDレバンテとアウェーで対戦する。

 フラッシュイエローのユニフォームは流行でもあるだけに、もしかすると、同じようなことが今後も起こり得るか!?

関連記事:久保がマジョルカでの3か月と今後を語る「最初は気候の違いなど戸惑った」

[文:サカノワ編集グループ]

Topics:RCD Mallorca 3-1 Villarreal .Takefusa KUBO scored scored his first goal!

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