来年1月交渉解禁?神戸と札幌がダビド・シルバ獲得に本腰か
マンチェスター・Cのダビド・シルバは今年7月の「EUROJAPAN CUP 2019」で来日、横浜F・マリノスと対戦した。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
イギリスメディアが伝える。『ヨーロッパ外』が条件に。
ヴィッセル神戸と北海道コンサドーレ札幌が、マンチェスター・シティに在籍する元スペイン代表MFダビド・シルバの獲得に向けて本腰を入れようとしていると、イギリスメディアの『スポーツ・ウィットネス』が報じた。
同メディアは、ダビド・シルバのこれまで伝えられてきた移籍に関する情報をまとめる形で整理。「2つのクラブが来夏、マンチェスター・シティのスター獲得を狙う」と題して、Jリーグの神戸と札幌が競い合うことになりそうだと報じている。
記事によると、33歳のダビド・シルバは2020年夏までマンチェスター・シティと契約を結んでいる。しかし本人は契約を更新しない意向を明言し、クラブにも伝えたという。
新天地については、ヨーロッパ以外に絞っているということだ。そこで、まずデイビッド・ベッカム氏らが共同経営する米国メジャーリーグ・サッカーの新チーム「インテル・マイアミ」への加入が決定的だと一時伝えられた。しかし、それはダビド・シルバサイドが否定している。
また、トルコの強豪である長友佑都の所属するガラタサライSKも、獲得に関心を示していると言われてきた。しかし、ガラタサライのファティ・テリム監督が水面下でのやりとりに不満を抱いているということだ。
そういったなか『カルチョメルカート』などが報じているように、Jリーグの札幌、神戸が獲得に名乗りを挙げているという。記事では「年明けの1月から交渉が解禁され、彼のサインを得ようとする戦いが始まる」と伝えている。
一方、スペインの人気番組『エル・チリンギート』は11月13日、「ダビド・シルバはヴィッセル神戸と交渉中だ。(引退を決断した)ダビド・ビジャの後継者として期待されている」と伝えていた。
クラブの資金力などを考えると、神戸が有力と見ていいだろうか。また、ダビド・シルバはイニエスタと再びプレーすることを楽しみにしているとも言われる。一方、札幌のミシャスタイルのもと、ダビド・シルバがさらに輝きを増す、というストーリーも興味深いが――。
ダビド・シルバは1986年1月8日生まれの33歳、スペイン(アルギネグイン)出身。170センチ、67キロ。今季プレミア・リーグでは11試合に出場して3得点・4アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグは1試合に出場。スペイン代表では通算125試合37得点を記録している。
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[文:サカノワ編集グループ]