×

波乱Jリーグ!6連敗中の湘南がFC東京とドロー、横浜FMが首位浮上!

FC東京の東と競り合う湘南の松田。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

松田天馬が先制、森重がアディショナルタイムに同点弾。

[J1 32節] FC東京 1-1 湘南/2019年11月23日/味の素スタジアム

 J1リーグ首位のFC東京対J1・J2入れ替え戦枠の16位の湘南ベルマーレの一戦は、松田天馬のゴールでアウェーチームが先制に成功。しかし後半アディショナルタイム、森重真人の執念の一撃で同点に追い付いた。一方、横浜F・マリノスがアウェーで、仲川輝人の得点により松本山雅FCに1-0で競り勝ち、残り2試合でついに首位に立った。

 冷たい小雨が間断なく降る味スタでの一戦、6連敗中で9試合勝ち星がない湘南が立ち上がりから主導権を握られる苦しい展開を強いられる。それでも素早い切り替えから、何度か相手ゴール前へ迫るシーンを作っていく。

 迎えた36分、橋本拳人がスリップしてコントロールミスしたボールを山田直輝が奪い取り、そこから右サイドへ展開。それを受けた松田天馬がシュートを突き刺す! ワンチャンスをモノにして、アウェーチームが先制点を奪取した。

 その後はFC東京が一段と圧力を強めて、永井謙佑とディエゴ・オリヴェイラを中心に攻め込むものの前節から抜擢されたGK富居大樹を中心とした湘南ゴールを割ることができずにいた。

 それでも後半アディショナルタイム、森重真人が執念のミドルを突き刺し、ホームチームが土壇場で引き分けに追いついた。

 この結果、勝点64に伸ばした横浜FMが首位、同63でFC東京が2位、サンフレッチェ広島に引き分けた鹿島アントラーズは同60で3位。川崎フロンターレの3連覇は潰えた。

 湘南は6連敗で止めたものの、10試合勝ち星なしのまま。また、ジュビロ磐田が北海道コンサドーレ札幌に2-1で勝利を収め、J1残留へ望みをつないだ。

関連記事:浦和、湘南、山口…坪井慶介が現役引退を決断「走り続けていきます」

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads