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【横浜FC】中村俊輔がJ1昇格決定CK!カズ投入で完璧勝利

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サカノワスタッフ

横浜FCの中村俊輔。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

愛媛FCに2-0、13年ぶりJ1決定!下平監督「また僕らの冒険が始まります」

[J2 42節] 横浜FC 2-0 愛媛/2019年11月24日/ニッパツ三ツ沢球技場

 J2リーグ最終42節、横浜FCが愛媛FCに2-0の勝利を収め、23勝10分9敗(66得点・40失点)の勝点79で2位に入り、13年ぶりのJ1昇格を決めた。最終節の京都サンガ戦で13得点を決めた柏レイソルが1位で自動昇格。一方、3位大宮アルディージャ、4位徳島ヴォルティス、5位ヴァンフォーレ甲府、6位モンテディオ山形の4チームが、J1昇格プレーオフに進む。

 中村俊輔のコーナーキックが、J1昇格へと導くキッカケとなった。

 31分、一進一退の攻防が続き、次第にホームチームが主導権を握り出していた時間帯だった。横浜FCから見て、右サイドで得たコーナーキック。背番号46が左足をスイングして放った高精度のボールがファーサイドを突く。

 すると中村太主審が笛を吹いて、PKを宣告する。VTRで振り返ると、ニアサイドで皆川佑介が下川陽太の足にかかり倒される形になっていた。

 そしてこのPKは中村ではなく皆川自身が蹴り、ゴールネットをしっかりと揺らす。拮抗した展開のなか、貴重な先制点を奪ってみせた。

 さらに52分、齋藤功佑が2点目をねじ込み、横浜FCがリードを2-0に広げることに成功。その後はホームチームが試合全体をコントロール。愛媛FCもカウンターを狙うものの、GK南雄太を中心に失点を許さない。

 そして87分、来季加入の決まっている特別指定選手の松尾佑介(仙台大)と代わって52歳の三浦知良が投入される――。自身のJリーグ最年長出場記録を更新するとともに、勝利とJ1昇格に花を添えた。

 今シーズン途中からチームを率いて自動昇格を決めた下平隆宏監督はフラッシュインタビューで次のように語った。

「ここを目標にしてきたので最高の気分ですし、この三ツ沢の雰囲気が最後まで後押ししてくれました。ありがとうございます。ここから、また僕らの冒険が始まります。またJ1定着できるように頑張ります。チームの総合力、一体感が勝因だと思います」

 また逆転でジェフユナイテッド市原・千葉に勝利を収めた栃木SCが20位でJ2残留を確定させ、アビスパ福岡に敗れた鹿児島ユナイテッドFCが21位でシーズンを終えている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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