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J2福岡のスタッフ1人が新型コロナに感染、29日の愛媛戦は予定通り開催する方針

写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

急きょPCR検査を実施、選手・チーム関係者51人は全員が陰性。

 J2リーグのアビスパ福岡は7月27日、チームスタッフ1人に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が確認されたと発表した。 クラブは同日、急きょPCR検査を選手・チーム関係者51人に実施し、全員が陰性だったと報告している。Jリーグのガイドラインに従い、スタッフの名前や役職などは公表されない。リーグ再開後にJ2で感染者が確認されたのは初めて。J1では名古屋グランパスで選手2人・スタッフ1人の感染が報告された。29日にホームのベスト電器スタジアムで開催予定の愛媛FC戦は、一部観客を迎え入れて予定通り開催する方針だ。

 クラブによると、当該スタッフは7月25日深夜に発熱して体調不良を感じ、26日にPCR検査を実施し陽性反応が確認された。現在は自宅にて療養中。

 直近2週間の行動履歴を確認したところ、練習以外では買い物などの最小限の行動にとどめており、感染経路は分かっていない、Jリーグが2週間に1回実施している直近のPCR検査での陽性反応はなく、体調管理システムおよび練習前や試合日に行っている検温でも、目立った異常はなかった。

▼当該スタッフの経過および症状
7月23日(木)  
朝8:00時の体温測定は36.5℃
チームトレーニング参加
夜の体温測定は36.6℃

7月24日(金)  
朝8:00時の体温測定は36.4℃
チームトレーニング参加
夜の体温測定は37.0℃

7月25日(土)  
15時の体温測定で36.4℃ 
夜に悪寒、発熱、倦怠感を覚える。
23:00時点での体温は37.7℃

7月26日(日)  
福岡市内の病院にてPCR検査を受ける。
15:00頃、陽性判定。

7月27日(月)  
起床時点での体温は36.8℃

▼今後の対応
・現在、新型コロナウイルス感染症や風邪の症状などを訴える選手、スタッフはいない。
・今後のトレーニングについては、管轄保健所のご指導のもと施設の消毒、選手スタッフの体調管理等、改めて万全の対策を講じた上で行う。
・7月29日(水)ベスト電器スタジアムで開催されるJ2リーグ8節・愛媛FC戦(19:00キックオフ)は、皆様に安心してご来場いただける環境を整え、実施する予定で準備を進めている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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