【磐田】大久保、川又に続き田口泰士が退団。名波チルドレン続々…
磐田と契約満了になった田口泰士。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「チームの力になれなかったのは、申し訳なく思っています」
ジュビロ磐田は12月16日、MF田口泰士が契約満了に伴い、2020シーズンの契約を更新しないと発表した。名古屋グランパスの主力だったなか、2018シーズン、名波浩監督を慕って加入。しかし2年連続残留争いをしてしまい、磐田では思うように結果を残せなかった。
田口は1991年3月16日生まれ、沖縄県出身、28歳。176センチ・70キロ。これまでのサッカー歴は、流通経済大柏高校 ― 名古屋グランパス ― ジュビロ磐田。今シーズンはリーグ21試合0得点、天皇杯1試合・0得点。
磐田には名波体制下の2018シーズンに加入し、同年は33試合・4ゴールを記録。昨年のJ1参入プレーオフ決定戦の東京ヴェルディ戦では、80分に試合を決定づける2点目を決めてみせた(試合は2-0で勝利)。
田口は次のようにコメントしている。
「2年間ありがとうございました。
今シーズンは難しい結果となってしまい、自分自身チームの力になれなかったのは、申し訳なく思っています。
サポーターの皆さんには、いつもたくさんの応援をして頂き、本当に感謝しています。
ありがとうございました。」
今シーズンの磐田は8勝7分19敗(29得点・51失点)で、J1の最下位(18位)に終わり、2020シーズンのJ2リーグへの降格が決定。川又堅碁、大久保嘉人に続いて「名波チルドレン」と言える実績ある選手たちの退団が続々と決定している。果たして新天地はどこになるのか。
そして磐田は今シーズン途中からチームを指揮しているスペイン人のフェルナンド・フベロ監督のもと、1年でのJ1復帰を狙う。
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[文:サカノワ編集グループ]