【磐田0-2神戸】VARあるJ1で致命的セルフジャッジ…ヴィッセル連覇へ川島永嗣の牙城崩し2ゴール勝利
神戸の佐々木大樹。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
汰木康也ボレー弾、佐々木大樹は冷静に決める。
[J1 1節]磐田0-2神戸/2024年2月24日14:00/ヤマハスタジアム
J1リーグ2024シーズンの開幕1節、昨季J1リーグ王者のヴィッセル神戸が汰木康也と佐々木大樹のゴールで、J1復帰を果たしたジュビロ磐田に2-0の勝利を収めた。
立ち上がり5分、コーナーキックの流れから汰木が思い切ったボレーを放ち、Jリーグの舞台に戻った元日本代表GK川島永嗣の牙城を崩す一撃を突き刺す。
そして後半立ち上がりの49分、最終ラインの背後を突いた佐々木が落ち着いて2点目を決める。佐々木を追いかけた磐田のDF松原后だが、手を挙げて副審へオフサイドをアピールし、スピードを落としてしまう。
結局、手前に磐田のリカルド・グラッサがいたため、判定はオンサイド。J1はVARが導入されているため、セルフジャッジが致命傷になってしまうというシーンでもあった。
球際での高い強度を貫いた神戸が、2-0で勝利。J1リーグ連覇に向けて、2年連続で開幕戦勝利を収めた。吉田孝行監督は試合後の「DAZN」のフラッシュインタビューで「(選手たちには)やるべきことをやった、その結果が出たとは伝えました。(内容について)昨年やっていたベースと同じぐらいの高い強度ではできたと思います」と、勝利に一つ手応えを得ていた。
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次節、磐田は3月1日にアウェーで川崎フロンターレと、神戸は3月2日にホーム開幕となる柏レイソル戦を迎える。