どうする吉田麻也、8戦連続先発ならず。セインツは残留争いのライバルに勝利
日本代表の吉田麻也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
アウェーで17位アストン・ヴィラFCに3-1。明日、4位のチェルシーと対戦。
[プレミアリーグ 18節]アストン・ヴィラ1-3サウサンプトン/2019年12月21日/ヴィラ・パーク
イングランド・プレミアリーグ、サウサンプトンFCがアストン・ヴィラFCに3-1の勝利を収めて、プレミアリーグ残留圏内の17位に順位を上げた。連戦に突入したなか、日本代表DF吉田麻也の出場が期待されたものの、8試合続けてスタメンでの出場はならなかった。
ダニー・イングスが2ゴールを奪い、ジャック・スティーブンスがヘッドから一撃。サウサンプトンの勝ちパターンと言えるラッシュで5分までに3得点を奪い、1点は返されたもののケリをつけてみせた。
一方、吉田は11節以降8試合連続のベンチスタートに。試合終盤の5分間プレーした15節のノリッジ・シティFC戦(〇2-1)以来となる出場が期待されたものの、ピッチに立つ機会を得られなかった。3試合連続ベンチで過ごしている。
サウサンプトンはこの勝利で、5勝3分10敗(21得点・37失点)の勝点18で、プレミアリーグ残留圏の17位に一つ順位を上げている。
サウサンプトンのラルフ・ハーセンヒュットル監督はこの一戦へ、「いつも通り勇敢に戦いたい。同勝点の相手と対戦する試合はとても大事なゲーム。今シーズンの我々はアウェーのほうが、ホームと比べていいパフォーマンスを見せているので、試合に集中していきたいです」と語っていたが、その言葉通り、しっかりと勝点3を掴んでみせた。
吉田はプレミアリーグ8試合出場(562分)。間もなくヨーロッパの冬の移籍市場が開くが、このまま出場機会を得られない状況が続くのだろうか……。
サウサンプトンは次節12月26日(日本時間27日0:00)、アウェーで4位のチェルシーFCと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]