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「クレイジーだ!!」バルセロナのチャビ監督はマジョルカ戦の“強硬開催”を非難。久保建英の出場なるか!?

バルセロナのチャビ監督。(Photo by David Ramos/Getty Images)

「常識が優先されるべきです」

[スペイン1部 19節] マジョルカ – バルセロナ/2022年1月2日21:00(日本時間3日5:00)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 ラ・リーガの2021-22シーズンのウインターブレイク再開初戦、RCDマジョルカ対FCバルセロナが日本時間の1月3日早朝に行われる。しかし新型コロナウイルス感染症の陽性者が両チームに多数出るなか、バルサのチャビ監督は「クレイジーだ」と、この状況下での“強硬開催”を非難している。

 バルセロナは4日間で選手10人、一方、マジョルカは12月28日時点で選手4人・スタッフ3人の新型コロナウイルスの陽性者が出た。バルサはさらに7人が負傷や出場停止で出られない。

 ただしコロナ禍でのラ・リーガの規定は、トップチーム登録(プロ選手)の5人が出場可能(少なくとも1人がゴールキーパー)で、13人を下部組織を含めエントリーできる場合、その試合は実施される――となっている。

「私たちはBチームが主体となって勝つために向かいますが、17人の選手を欠いています。心配しています。(ラ・リーガが)延期にしないのはおかしいと思います。プレーする意味がありません。私たちは限界に達しています。常識が優先されるべきです」 

 そのようにスペインでオミクロン株を中心に再びコロナウイルスが蔓延するなか、指揮官は“尋常”ではない状況下での試合実施に憤る。

「このルールはとても厳しいものです。マジョルカも同じような状況ですが、私たちほど厳しくはありません。混沌としている状況ですが、勝点3を取りに行きます」

 決して重症者は出ておらず、無症状者も多い。それだけにもどかしさも募る。とはいえ、マジョルカのルイス・ガルシア監督は「バルサはバルサ。いずれにせよポゼッションでは上回られる厳しい試合になるでしょう」と警戒もしている。そしてマジョルカの日本代表MF久保建英の“古巣対決”での出場はあるのか!? 年明け注目のカードとなる。

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[文:サカノワ編集グループ]

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