×

【J国際ユース杯】ライト・トゥ・ドリーム連覇、大宮が準優勝、福岡4位

(C)SAKANOWA

名古屋と福岡がフェアプレー賞受賞。

「2019Jリーグインターナショナルユースカップ」は12月12日の最終日に順位決定戦が行われ、決勝ではガーナのライト・トゥ・ドリームが大宮アルディージャU18に3-0の勝利を収め、 2連覇を達成した。得点王は5ゴールのノア・クローネ・バック(ライト・トゥ・ドリーム)が獲得。また、ベストグローブ賞はベルナルド・カルタビアノ(CRフラメンゴ)、最も活躍した選手に贈られるMVPはラソ・クリバリ選手(ライト・ト ゥ・ドリーム)が受賞した。

 このほか、最も反則ポイントの少ないフェアプレー賞は名古屋グランパスU-18、アビスパ福岡U-18が受賞している。最終順位は次の通り。

優勝: ライト・トゥ・ドリーム
2位: 大宮アルディージャU18
3位: CRフラメンゴ
4位: アビスパ福岡U-18
5位: ガンバ大阪ユース
6位: 名古屋グランパスU-18
7位: 光州FC
8位: BKヘッケン

■順位決定戦の結果
開催日 対戦カード 
光州FC 2―1 BKヘッケン
アビスパ福岡U-18 2―2 (1 PK 3) CRフラメンゴ
名古屋グランパスU-18 1―3 ガンバ大阪ユース
ライト・トゥ・ドリーム 3―0 大宮アルディージャU18 

<MVP>
ラソ・クリバリ(ライト・トゥ・ドリーム)

<ベストグローブ賞>
ベルナルド・カルタビアノ(CRフラメンゴ)

<得点王>
ノア・クローネバック(ライト・トゥ・ドリーム)5得点

<フェアプレー賞>
名古屋グランパスU-18
アビスパ福岡U-18

【Jリーグ・原博実副理事長コメント】

 ライト・トゥ・ドリームの皆さん、優勝おめでとうございます。
 

 ゴールに直結するスピードあふれるプレーとフィジカルの強さで、魅力的なサッカーを見せてくれました。

 出場クラブにとっては、さまざまなスタイルを持つチームと対戦し、学びの多い大会になったことでしょう。 この素晴らしい大会が、指導者や日本でプレーする選手を含め、より多くの方々に観ていただけるものになるよう、さらに発展させていきたいと思っています。

 また大会期間中には、海外チームの選手たちが長野市内の2つの中学校を訪問し、サッカー部の生徒たちと交流しました。どちらも台風19号などの豪雨災害で大きな被害を受けた地域です。

 言葉は通じなくても、10代ならではの積極的なコミュニケーションにより素晴らしい交流の場になったと聞いています。

 最後に大会運営にご協力いただいた皆さま、海外から参加いただいたチームとJクラブ、関係者の方々に心より御礼申し上げます。

◎「地元枠」での参加を検討へ
 Jリーグの原副理事長は上記コメントで、「この素晴らしい大会が、指導者や日本でプレーする選手を含め、より多くの方々に観ていただけるものになるよう、さらに発展させていきたいと思っています」と語るように、今大会、2015年の初開催からちょうど5回目の節目を迎えた。長野でのJリーグの盛り上がりも鑑み、Jリーグ各クラブや地元との調整が必要となるが、次回大会から「地元枠」でのチーム参加を検討していくという。第2回大会に松本山雅FCユースが参戦していたが、その他は長野県勢は加わっていなかった。同大会は日本で経験できる国際大会として、クオリティが高く開催意義も評価され、貴重な大会として定着してきた。一方、注目度や盛り上がりをいかに高めるかが課題となっていた。

関連記事:条件チェック。南野のリバプール移籍、労働ビザ問題は大丈夫?

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads