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本田圭佑が行方不明…フィテッセ退団決定「ミッション達成できず。責任を感じている」

本田圭佑が自身のツイッターでフィテッセ退団を報告(@kskgroup2017)でフィテッセ退団を報告した。

わずか約1か月、4試合出場。VVV戦は欠場し、オランダの複数の記者がつぶやいていたなか――動画で報告する。

[オランダ1部 17節]  フィテッセ 3-0 VVV/2019年12月22日/ヘルレドーム

 元日本代表MF本田圭佑が12月23日、フィテッセを退団すると発表した。

 前日のオランダ1部リーグ(エールディビジ)、フィテッセはVVVフェンロに3-0の勝利を収めた。しかし古巣対決とあって注目を集めた本田だがメンバー外だった。すると23日、自身のSNSのツイッター( @kskgroup2017 )で「私はミッションを達成できず、クラブを去る決断を下しました」と報告をした。

 加入から2試合はレオニード・スルツキ前体制下で先発出場したものの2連敗。そしてスルツキ前監督が辞任を表明する。

 その後は、フィテッセのOBでもあるジョゼフ・オースティング氏が期間未定の暫定監督に就任。本田は指揮官交代直後のフェイエノールト戦はベンチスタートで、試合終盤の9分間に出場。そして12月14日のFCトゥエンテ戦はフル出場を果たすとともに、チームを3-0の勝利に導いた。

 そして今回、VVVとのホーム2試合目、となるはずだったが……「Keisuke HONDA」の名前は先発のみならず、控えのリストにも載っていなかった。

 ケガか? それとも? そうしたなか、オランダの複数の記者がSNSのツイッターで「ケイスケ・ホンダが行方不明になっている」とつぶやき、指揮官の意向ではなく「本田の個人的な理由」で欠場したと伝えていた。また、「本田の取材に来ていた日本の5人の記者は途方に暮れている」とも。

 すると本田は自身のSNSを12月23日に更新。次のように英語でメッセージを発信した。

「こんにちは、皆さん。一つ伝えたいことがあります。

 私はクラブを去る決断を下しました。

 このシチュエーションを変えるということが私の使命でしたが、そのミッションを達成できませんでした。

 私はシチュエーションを変えられず、スルツキはクラブを去りました。

 少なからず責任を感じています。だから冬以降、私はここにいてはならない。

 しかし、私は全ての方たちに感謝しています、サポーターのみんな、そしてチームメイト。ここにいる間、みんな、とても温かく親切でした。

 また会おう。サンキュー!」

 そのように約40秒のなかで静かに語っている。

 加入からわずか約1か月での退団に――。自身はフィテッセ加入当初から本当はスペインリーグに挑戦したかったと明かし、2020年の東京オリンピックにオーバーエイジで選出されて金メダルを獲得する、という目標を掲げていた。

 だが、果たして、その勝算はあるのか? 

 フィテッセは9勝3分6敗(32得点・24失点)で6位。本田は4試合0得点で、フィテッセを去ることになった。

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[文:サカノワ編集グループ]

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