「本田がパチューカ復帰」公式ツイッターの冗談にサポーター炎上「ちゃんと補強しろ!」
本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「最後に戦う準備はできている」と本田の後ろ姿の写真とともに…。
12月28日はメキシコ版のエープリルフールの日(ロス・サントス・イノセンテス)で、パチューカCFが公式ツイッター( アカウントは @Tuzos )にて日本語も活用して本田圭佑の”復帰”を伝えるツイートを続けた。
オランダ1部(エールディビジ)のフィテッセを電撃退団した元日本代表MF本田圭佑は、現在フリーの立場にある。その動向をずっと追ってきたパチューカは、この時とばかりに、日本人サポーターの写真とともに日本語で「おはようございます」、スペイン語で「再び太陽が昇ります」と種を撒いて、そのあと本田の後ろ姿の写真ととともに「最後の準備をする準備はできています」と投稿。いかにも――らしい嘘のツイートを連投した。しかしそのあと、嘘であることを報告し”謝罪”している。
メキシコメディアの『am』によると、この一連の投稿が嘘(冗談)だと分かると、パチューカのファンから「しっかり補強しろ!」といった声でむしろ炎上したという。なかには「クオリティの高いジョーク」という声もあったというが、記事では「ファンからは苦情が出て、次の大会までには質の高い補強をするべきだという声が多く寄せられた」と報じている。
やはり……国は違えど、人によっては、あまり面白いとは言えない投稿になったようだ。
ちなみに、これまでのところ実際に伝えられるところでは、本田に対し、スペイン2部リーグのラス・パルマスが獲得に動き出していると報じられている。しかしその後、進展したかどうかの情報は出ていない。
本田はオーストラリアAリーグのメルボルン・ビクトリーを5月に退団。そのあと「東京五輪にオーバーエイジで選ばれ、金メダルを獲得する」と目標を掲げて、約6か月間のブランクを経て、SNS就活を実らせ、オランダのフィテッセへの加入を果たす。しかし本田を呼んだレオニード・スルツキ前監督の退任により、11月上旬から約1か月半、リーグ戦わずか4試合出場して退団している。
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[文:サカノワ編集グループ]