【高校選手権】逆境を乗り越え国学院久我山が3回戦へ!昌平と対戦
国学院久我山対専大北上は、両チームともに譲らず。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
数的不利をものともせず、PK戦で競り勝つ。
[高校選手権 2回戦] 国学院久我山 0(6PK5)0 専大北上 /2020年1月2日/NACK5スタジアム
全国高校サッカー選手権2回戦、国学院久我山(東京都B)がPK戦の末に専修大北上(岩手県)に勝ち、3回戦に進んだ。
試合は立ち上がりから国学院久我山が主導権を握り、専大北上のゴールに迫る。しかし専大北上のGK高橋諒朋が好セーブを連発して、得点を与えない。
一方、専大北上はなかなかチャンスを作れないなか、相手に退場者が出る。
それでも一人少ない国学院久我山がペースを掴む展開は変わらない。数的不利にもかかわらず決定機を作り出すが……ゴールを割ることができない。
両者の粘り強いディフェンスが光るなか、試合はスコアレスのまま終了。決着はPK戦へ委ねられる――。
ここでも両チーム譲らず、専大北上は3人目、国学院久我山は最後の5人目がGKにセーブされる一進一退の攻防が続き、4-4でサドンデスへ突入。そして国学院久我山が6-5で、逆境を乗り越えて3回戦へコマを進めた。最後はGK村上健が立ちふさがった。
国学院久我山は1月3日の3回戦、昌平と浦和駒場スタジアムで対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]