【高校選手権】京都加入の谷内田哲平が速攻先制弾「僕らの目標は日本一」。帝京長岡が新潟県勢初の4強進出
値千金のゴールを決めた帝京長岡のMF谷内田哲平。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
仙台育英に競り勝ち、県予選から全試合無失点。1月11日の準決勝は前回覇者の青森山田と対戦。
[高校選手権 準々決勝] 帝京長岡 1 – 0 仙台育英 /2020年1月5日/等々力陸上競技場
全国高校サッカー選手権準々決勝、帝京長岡(新潟)が1-0で仙台育英(宮城)に競り勝ち、準決勝進出を決めた。京都サンガF.C.への加入が内定しているMF谷内田哲平が決勝ゴールを奪ってみせた。1月11日の埼玉スタジアムでの準決勝は青森山田と対戦する。
試合開始早々の約30秒だった。帝京長岡が敵陣の右サイドを鋭く打開。そのパスを谷内田が合わせて幸先よく先制に成功する。
そのあと一進一退の攻防が続くなか、次第に帝京長岡が持ち味であるパスワークを生かし、両サイドを生かして敵陣で試合を進める時間を増やす。それでもその後は仙台育英の堅守をなかなか崩せない。
帝京長岡は、県予選からこの選手権まで全試合無失点。仙台育英に、なかなか決定機を作らせなかった。
結局、試合はそのまま、帝京長岡が1-0で勝利。新潟県勢初となるベスト4進出を果たした。
帝京長岡の古沢徹監督は「(新潟県勢初のベスト4進出を受けて)ここから新しい歴史を作れるように、部員114人全員でもう一度一つになって戦いたいと思います」と、準決勝突破への思いを語った。
また、キャプテンでもある谷内田は「(3回戦で悔しい思いをしたが)結果として仲間に恩返しできたのがすべてです。自分たちの目標は日本一。まず準決勝に向けてしっかり準備して、全力で戦いたいと思います」と抱負を語った。
帝京長岡は1月11日の埼玉スタジアムでの準決勝第1試合(12時5分開始)、前回大会覇者の青森山田と対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]