【名古屋】マテウス、相馬勇紀がレンタルから復帰。鹿島で日本代表デビューの相馬「対戦した時ゴールで成長を示します!」
名古屋への復帰が決まったマテウス、相馬勇紀。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
優勝貢献のマテウス「本当に幸せ者」。エジガルの契約延長も正式決定。
名古屋グランパスは1月6日、横浜F・マリノスに期限付き移籍していたブラジル人FWマテウス、同じく鹿島アントラーズにレンタルされていたMF相馬勇紀が2020シーズンに復帰すると発表した。
マテウスは横浜FMで11試合1ゴールを記録、レギュラーポジションを掴んで、15年ぶりのリーグ優勝に貢献。一方、相馬は先の東日本E-1選手権で日本代表デビューも果たした(国際Aマッチ3試合・0得点)。
マテウスは1994年9月11日生まれ、25歳。167センチ・69キロ。これまでのキャリアは、イタブーナEC(ブラジル)― クルゼイロEC(ブラジル)― ECバイーア(ブラジル)― 大宮 ― ECバイーア(ブラジル)― 大宮 ― 名古屋 ― 横浜FM ― 名古屋。2019シーズンの成績は、名古屋でJ1リーグ9試合・3得点、 ルヴァンカップ3試合・0得点、天皇杯1試合・0得点。横浜FMではJ1リーグ11試合・1得点。
一方、相馬は1997年2月25日生まれ、22歳、東京都出身。165センチ・68キロ。布田SC ― 三菱養和調布SS ― 三菱養和調布ジュニアユース ― 三菱養和SCユース ― 早稲田大 ― 名古屋 ― 鹿島 ― 名古屋。2019シーズンの成績は、名古屋でJ1リーグ16試合・1得点、 ルヴァンカップ7試合・3得点、天皇杯1試合・0得点。鹿島ではJ1リーグ5試合・1得点。
マテウスは名古屋のファンへ次のようにコメントしている。
「名古屋グランパスに戻ることができて心から嬉しく思います。
毎試合、赤に染まるスタジアムに喜びを運ぶために大きなタイトルを目指して全力を尽くします。
みんなで力を合わせて、この大きなグランパスファミリーで一緒に闘いましょう」
また、横浜FMファンには次のように感謝している。
「横浜F・マリノスに関わる全ての方々、短い期間でしたが本当にありがとうございました。
選手、監督、コーチ、スタッフ、仲間たちのお陰で早くマリノスのサッカーに順応することができました。
そしてJリーグ優勝という経験もさせていただき本当に幸せ者です。
全てに感謝です。本当にありがとうございました」
一方、相馬は名古屋のファンへ次のように語っている。
「名古屋グランパスのファミリーの皆さま。
“さらに成長して戻ってきます”とお伝えしてから半年、ケガを含め、上手くいかないこともありましたが、たくさんの経験をし、いろいろなことを吸収して帰ってきました。
まだまだ成長の途中ですが、熱く闘い、ファイトし、皆さんとたくさん勝利掴みたいと思っています。
『数字』を出す。
結果を常に出せるよう闘います。
あの大勢のファミリーの皆さまの後押しを受けてプレーできることを本当に幸せに思います。
僕はあの大歓声の応援が大好きです! 大好きな歌、”世界の頂へ”、文字通りにファミリー、一丸となって闘いましょう!」
一方、鹿島に対し、次のようにメッセージを残している。
「鹿島アントラーズに関わる全ての皆様、本当にありがとうございました。
移籍が決まり、チームのために戦う、タイトルを取る、たくさん成長する、そんな想いを持って、鹿島に来ました。理想通りにプレーできなかったことがとても悔しいです。
選手、スタッフの皆さまからは、プレーできた時間、リハビリで自分と向き合った時間で、今まで感じたことのない雰囲気、たくさんのことを学ばせていただきました。サポーターの方々からは温かい拍手、愛あるブーイングなど、いろいろな形でどんな時も支えていただきました。
だからこそ、皆様ともっと喜びを分かち合いたかった。プレーで恩返しできなかったことが本当に悔しいです。
ただ、僕はこの半年間で本当に成長させてもらいました。その経験を活かして名古屋グランパスに帰ってもさらにさらに成長して、いつになっても応援してもらえるように頑張ります。
今シーズン、相手チームとして戦う時には、ゴールという形で成長を示します!半年間でしたが、本当にありがとうございました」
また横浜FMは、昨季16試合・11得点を記録したECバイーアからレンタル移籍中のブラジル人FWエジガル・ジュニオの2020シーズンの期限付き移籍延長が決定したと発表した。
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[文:サカノワ編集グループ]