【浦和】2部練習で始動、レオナルドやマルティノスら笑顔でスタート「大きなチャレンジの年になる」と大槻監督
浦和に合流したレオナルド。(C)SAKANOWA
午前は紅白戦、午後はサーキットトレーニングでフィジカル強化。
浦和レッズが1月7日、2020シーズンに向けて大原サッカー場で始動した。初日から2部練習が組まれ、午前はいきなり紅白戦が行われた。午後はサーキットトレーニングとパス練習をこなすなど、密度の濃いメニューで汗を流した。
高校サッカー選手権に臨んでいる青森山田高校の武田英寿、後日合流予定の外国籍選手のファブリシオ、エヴェルトン、マウリシオがこの日は不在に。そのなかで、初日から選手たちのコンディションは良く、軽快な動きを見せた。
午後のサーキットトレーニングでは、12種類のメニューを時間をかけてこなし、各部位の筋力などに負荷をかけた。
さらにパス回しでも汗を流して、選手たちは時折笑顔を浮かべながら汗を流した。
アルビレックス新潟から加入したFWレオナルドも、マルティノスや関根貴大らとコミュニケーションを取りながら、初日のメニューをこなしていた。
ケガから復帰して全メニューをこなしたMF武富孝介は「コンディション的には100パーセントといえて問題ないが、まだ分からないところもあるので、ここから様子を見ながら追い込んでいきたい。試合に絡んでいって、レッズの勝利に貢献できるように準備したい」と抱負を語った。
午前練習では4バックにも挑戦。システムについて武富は「自分はシステムは(3バックでも、4バックでも)どちらでも構わない。大槻さんの目指すサッカーは4バックなのかなと思うが、ここからはっきりしていくと思う」と語った。
また、大槻毅監督は「東京オリンピックイヤー、浦和にとって大きなチャレンジの年になる」と決意を示した。
再建への一歩――浦和が2020シーズンへ、いよいよスタートを切った。
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[取材・文:塚越始]