磐田退団のカミンスキー、日本国内で移籍か?母国ポーランドメディアが報じる
磐田を退団することが決まったGKカミンスキー。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
一時はヨーロッパ復帰かと言われたが――。
ジュビロ磐田は1月8日にGKクシシュトフ・カミンスキーの退団を正式に発表した。このニュースは、母国ポーランドでもさまざまな媒体で取り上げられている。
そのなかでポーランドメディア『FUTBAL NEWS』は、「カミンスキーがジュビロ磐田での冒険を終える」と題したレポートを掲載。カミックのこれまでのJリーグでの成績を紹介するとももに、今後について「ルフ・ホジュフ(ポーランドクラブ)でもプレーしたカミンスキーは、これまで日本の50試合でクリーンシートを達成している。現時点で、クシシュトフの今後は決まっていない。おそらく他の日本のクラブからオファーを受けるだろう」と伝える。
一時はポーランドなど欧州復帰も噂された。しかし29歳の守護神がJリーグでプレーを継続する可能性について、そのように言及している。
カミンスキーは1990年11月26日生まれの29歳。ポーランドのノヴィ・ドヴォル・マゾヴィエツ出身。191センチ・82キロのリーチを生かし、2015年から磐田の守護神としてチームを支えてきた。数多くの『「カミ=神」セーブ』でチームを救い、チームのJ1復帰、2017年の6位躍進、そして昨季のJ1残留など、最後尾で支えてきた。
2019シーズン終盤のフベロ体制下では、最後の8試合で出場機会を得られず、チームはJ2に降格。J1リーグは26試合に出場していた。
通算成績はJ1リーグ91試合、J2リーグ41試合に出場している。
カミンスキーは磐田のファンに、次のように感謝のコメントを残していた。
「皆さん、5年間ありがとうございました。
このチームの一員として戦えたことは、自分にとっての誇りです。この先どこへ行こうとも、ジュビロでの思い出は常に自分の胸の中にあります。
どんな時でも自分の後ろから声援を送り、チームを支えてくださったサポーターの皆さん、本当にありがとうございました」
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[文:サカノワ編集グループ]