【水戸-鹿島】新人荒木遼太郎が鮮烈弾!内田篤人と山本脩斗が久々先発で好プレー
鹿島の内田篤人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
水戸は深堀隼平が突破から何度かチャンスを作る。
[いばらきサッカーフェス] 水戸 0-1 鹿島/2020年2月1日/ケーズデンキスタジアム水戸
プレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル」は鹿島アントラーズがルーキー荒木遼太郎のゴールを守り切り、水戸ホーリーホックに1-0の勝利を収めた。
ホームチームの水戸は秋葉忠宏新監督のもと、3-4-3の布陣でスタート。立ち上がりは深堀隼平が前線に入りボールを引き出そうとするが、なかなかチャンスを作れず。奥田晃也が途中足を痛めて交代すると、途中出場のゴン中山仁斗が最前線に入りチーム全体を活性化させようとする。ただ、なかなかいい形で攻撃に持ち込めない。
一方、鹿島は立ち上がりに右サイドバックで先発した内田篤人と荒木のラインから二度続けてチャンスを作る。白崎凌兵、山本脩斗がボールを収めて起点を作り、和泉が背後のスペースを突くなど、緩急のある攻撃で”ザーゴカラー”が浸透してきていることを印象付ける。
迎えた38分、白崎のパスをペナルティエリア内で受けた荒木が左足で鮮やかに突き刺し先制! 肝の据わった堂々としたプレーからの一撃で、鹿島サポーターに歓喜をもたらした。
両チームともに選手を入れ替えた後半、水戸も挽回して深堀の思い切った突破などからゴールに迫る。しかし関川郁万と町田浩樹のセンターバックコンビ、さらに2年目のGK沖悠哉を中心に守る鹿島も簡単にはゴールを割らせない。
鹿島は久々に先発した内田が68分、山本がフル出場。先の高校サッカー選手権で全国制覇を果たした静岡学園の松村優太、湘南ベルマーレから加入した杉岡大暉も”デビュー”を果たす。一方、水戸の42歳のベテランGK本間幸司がビッグセーブを披露。
それぞれが収穫と課題を見出すなか、鹿島が1-0の勝利を収めた。
関連記事:長友佑都はJリーグ復帰も視野か。移籍できずガラタサライの登録外に
[文:サカノワ編集グループ]