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【Jリーグ】30周年は「よっしゃ、いこ!」。観月ありささんをゲストに、内田篤人氏、中村憲剛氏、槙野智章氏、松木安太郎氏、そして野々村芳和チェアマンが語り合う

「Jリーグ30周年オープニングイベント」に登場した(左から)中村憲剛氏、松木安太郎氏、野々村芳和チェアマン、観月ありささん、槙野智章氏、内田篤人氏。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

7月には「ワールドチャレンジ」を開催予定。

 Jリーグは1月25日、「Jリーグ30周年オープニングイベント」を都内で開催し、中村憲剛氏、内田篤人氏、槙野智章氏、松木安太郎氏、野々村芳和チェアマン、そしてゲストに観月ありささんを迎えて、“30周年”の様々なテーマについて語り合った。

 そのなかで開幕30周年プロジェクト概要とともにコンセプトとキーワードが発表された。

 Jリーグ30周年コンセプトワードは「よっしゃ、いこ!」。

 Jリーグ誕生から30年、これまでも、これからも「次」に向かって「仲間」ととともに常にチャレンジを続けていく。そんな30周年を迎えるJリーグの「気持ち」をコンセプトに込めた。

 キーメッセージは、その「気持ち」を世の中に具体的に語りかけ、身近に呼びかけている。Jリーグからの次代へ向けた「手紙」の役割をイメージしている。

 そして野々村チェアマンは2つの成長テーマを提示。一つが「60クラブがそれぞれの地域で輝く。ローカルでの露出拡大」、もう一つが「トップ層がナショナル(グローバル)コンテンツとして輝く」。そこで人気、関心、入場者数、リーグ価値を上げるという“循環”を作り出していきたいということだ。

 また、4月から全国でサッカー番組『KICK OFF』の放送開始を予定。そして、30周年記念スペシャルマッチとして5月12日のFC東京 vs 川崎フロンターレ、5月14日の鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパスが行われる。

 さらに7月には、ワールドチャレンジをサマーブレイクに開催。海外ビッグクラブの招へいを計画している。

 Jリーグ誕生から30周年へ。野々村チェアマンは「当時はキラキラしたエンターテイメントとして見られていたが、30年が経ち『本物』の目指しているものに近づいていると感じています。本気でクラブを支え、地域をよりよくしようという方たちによって根付いてきています。そう感じながら30周年を迎えられることを嬉しく思います」と語った。一方で、「何よりこれまでよりも、これからが大切」と強調した。

 ゲストの観月さんは1991年5月15日デビュー。その2年後の同じ日にJリーグがスタートしたという縁があるという。今年の公私での「よっしゃ、いこ!」を挙げてほしいというテーマについて、「これまでなかなかコロナ禍でできなかった旅行へ行きたいですし、その地域で行われているJリーグの試合を見に行きたいです」と語った。

 2023シーズンは年間をとおして、このコンセプトワードやキーワードを発信。Jリーグマスコット「Jリーグキング」が3Dコンピューターグラフィックによりレベルアップし、様々なシーンに静止画や動画で登場する。

Posted by 塚越始

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