ゴール決めた!ハノーファー原口元気の評価は「3」。「心を掴み、疲れ知らずの走りを見せた」
ハノーファーの原口元気。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
試合は引き分け暫定14位に後退。3部降格もチラつく状況に。
[ブンデス2部 20節] ハノーファー 2-2 ヴェーエン/2020年2月1日/AWDアレーナ
ブンデスリーガ2部、ハノーファー96がホームで16位のSVヴェーエンと2-2で引き分け、前節から順位を落として14位になった。日本代表MF原口元気は8試合連続のフル出場。0-1で迎えた82分、カットインから一時同点に追い付くゴールを決めた。
ウインターブレイク明けの2試合目、前節ヤーン・レーゲンスブルクに0-1で敗れたためホームで仕切り直しを期した一戦は、しかし前半のうちに先制を許す苦しい展開に。それでも82分、左サイドのカットインから原口がGKのニアサイドを抜く一撃を突き刺す。これで勢いに乗り87分、セドリック・トイヒャートのゴールで2-1と逆転に成功する。
しかし――リードを守り切ろうとした90分だった。土壇場で失点を喫してしまい、結局2-2のドローに終わってしまう……。これでハノーファーは4試合連続勝ち星なし。18チーム中暫定14位に順位を落とし、17位のカールスルーエSCとはわずか勝点2差と3部降格もチラつく状況に追い込まれてしまった。
ハノーファーの情報が豊富な『シュポルツ・ブッツァー』は、この試合のファンによる採点を公開した(最高点が「1」、最低点が「6」の6段階評価)。4試合ぶり今季通算3ゴール目を決めた原口だが、及第点と言える「3」の評価にとどまった。寸評では「彼はゴールを逃したが、そのプレーで心を掴み、疲れ知らずの走りを最後まで見せた」と前向きだった。
ハノーファーは5勝7分8敗(24得点・33失点)。原口はドイツ2部リーグ19試合3得点・1アシスト。次節は2月9日(日本時間同21時30分)、4位のグロイター・ヒュルトとアウェーで対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]