W杯優勝メンバー大野忍が引退を決断「182ゴールは誇り」。指導者の道へ

ノジマステラでの大野忍。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「指導者B級ライセンスも取得できたので、まずは指導者として今後もサッカー界に貢献していくつもりです!」

 元なでしこジャパン(日本女子代表)で2011年のドイツ女子ワールドカップ優勝メンバーの大野忍(ノジマステラ神奈川相模原)が2月5日、自身の公式ブログとSNSで現役を引退すると発表した。

 大野は1984年1月23日生まれ、神奈川県出身、36歳。右利き。これまでのキャリアは、日テレ・ベレーザ ― INAC神戸レオネッサ ― オリンピック・リヨン(フランス) ― ASエルフェン埼玉 ― アーセナルLFC(イングランド) ― INAC神戸レオネッサ ― ノジマステラ神奈川相模原。国内通算成績は1部リーグ312試合・180得点、2部リーグ8試合・2得点(合計320試合・182得点)。ノジマステラではサイドハーフにもチャレンジした。

 また、日本女子代表通算139試合・40得点。2011年の女子W杯で優勝を果たし、12年ロンドン五輪銀メダル、15年カナダ女子W杯準優勝など成績を残してきた。

 大野は「引退します!!!」と題したブログの投稿の中で、次のように報告している。

「ベレーザにはたくさんの素晴らしい選手たち(お姉様方たち。笑)に叱られ、可愛がられ、成長させてもらいました。

 その結果、個人タイトルも取ることができ、たくさんの優勝も経験し、代表にも繋がりました。

 そして、ワールドカップの優勝や準優勝、オリンピックのベスト4や銀メダルまで獲得できました。いぇーい!!笑

 この成績は面倒を見ていただき、成長させてくれたお姉様方たちのおかげで、本当に感謝でしかありません。

 見本となったからこそ、ここまで続けてこれたのだと思っています。

 本当にありがとうございました」

 そしてベレーザ、INAC、海外挑戦、ノジマステラでの日々を振り返っている。

 すでにB級ライセンスを取得していて、今後は指導者の道を歩むという。

「たくさんの指導者にも出会いました。

 自分にサッカーの楽しさ、難しさなどを教えてくれたからこそ、辞めたら自分も教えていきたいと考えるようにもなりました。

 選手で学んだ技術、経験、そして、指導者から学んだサッカー知識など、すべてをこれからは自分が指導者として1人でも多くの子供たち、選手たちに伝えていきたいと思っています。

 指導者のB級ライセンスも取得できたのでまずは指導者として今後もサッカー界に貢献していくつもりです!

 国内リーグ182ゴールは私の誇りです!

 コーチやサッカースクール、イベント、私がお伝えできることはどんどんやっていこうと思っています!」

 そのように女子サッカーを代表する点取り屋の大野は、自分よりもさらにスケールの大きく明るいストライカーを育てる覚悟だ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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