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本田の名古屋時代を知る。元鹿島のアウトゥオリ氏がボタフォゴ新監督に決定

ボタフォゴの新監督に決まったパウロ・アウトゥオリ氏。※ボタフォゴTVより

現地時間13日にスタジアムで記者会見。

 元日本代表MF本田圭佑の加入したブラジル1部リーグのボタフォゴFRの新監督に、元鹿島アントラーズの指揮官であるパウロ・アウトゥオリ氏の就任が決定した。クラブが現地時間2月12日、公式サイトで発表した。

 アウトゥオリ氏は1956年8月25日生まれ、ブラジル・リオデジャネイロ出身、63歳。これまで監督として、ボタフォゴ(2回)をはじめ、CRフラメンゴ、クルゼイロEC、インテルナシオナル、さらにポルトガルのCSマリティモ、SLベンフィカ、カタールのアル・ライアン、ペルー代表などを率いている。昨年は同じブラジルのアトレチコ・ナシオナウで監督をしていた。

 2006年には鹿島を率いて、ナビスコカップ(現・ルヴァンカップ)では2位になったものの、無冠に終わっている。

 また同年は本田が名古屋グランパスにも在籍していて、対戦もしている。

 なにかの縁で再びつながったと言えるだけに、ボタフォゴの今回の監督交代は本田にとって追い風になるかもしれない。

 ボタフォゴは9日のリオデジャネイロをともにホームとするフルミネンセFCとの対戦を0-3で落として、その夜、アウベルト・バレンティン前監督の解任が発表されていた。

 現地時間2月13日午後1時45分からニウトン・サントススタジアムで記者会見が行われる。

 アウトゥオリ監督は過去にも1995年、98年にボタフォゴを率いていて、130勝76分111敗、1試合平均の得点は1.42、失点は1.13の記録を残している。

 本田はチームの練習に合流。リオデジャネイロでの住居探しや諸手続きなどを済ませたあと、約2、3週間後に”ボタフォゴデビュー”する予定だ。アウトゥオリ新監督のもとで、”新生ボタフォゴ”の象徴としてインパクトを残したいところだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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