ボタフォゴ本田のある行動がセードルフを彷彿させる。ということは…現地の期待

ボタフォゴの加入記者会見に臨んだ本田圭佑(右から二人目)。※ボタフォゴTVより

ブラジルメディアが報じる、ピッチ外での模範的な振る舞い。

 ブラジルメディア『グローボ・エクストラ』は2月15日、ボタフォゴFRの全体練習に合流した元日本代表MF本田圭佑のふる舞いに着目し、かつてクラブに改革をもたらした元オランダ代表MFクラレンス・セードルフと重ね合わせて期待を寄せている。

 記事では、『本田がトレーニング後にコップを集める姿が、強い印象を残した』と題し、ピッチ外のプロフェッショナルな姿で「賞賛と尊敬を勝ち取っている」と報じる。

 本田は練習後に散らかった紙コップを拾い集め、使用したビブスを折り畳み、スタッフに渡していたという。すでに多くの人にそういった姿が目撃されているそうだ。

 トレーニング施設を管理しているさまざななスタッフ、そして用具を管理するホペイロらへの感謝と誠意。そういった互いを尊重し合うスタンスなしに、真の一流のプロ集団にはなれない――。そんな言葉にはしないメッセージのようでもある。そして、それを自然としている。

 そこで現地記者は、36歳でボタフォゴに来たセードルフの振る舞いを思い出している。

 2012年、13年にプレーしたセードルフは選手の栄養管理の大切さを選手にもスタッフにも訴えた。また、ダービーで負けたあと、シャワーを浴びずそのまま帰って行ったチームメイトがいた。そんな選手にセードルフは「誰もが疲れているのは分かっている。しかし試合直後に必ず話し合うことが重要だ」と説いたそうだ。

 すると2013シーズン、ボタフォゴはカンピオナート・カリオカ、タッサ・グアナバラ、タッサ・リオ(連覇)で優勝するなど、「最高のシーズン」を過ごしたのだという。

 セードルフと同じくイタリア・セリエAのACミランでプレーしていた本田は、そんな「伝説」の再来ではないか――。そんな期待が寄せられている。

 もちろん、セードルフはピッチでも存在感を示した。本田はそのようにピッチ内外で、影響を与えることができるか。

 本人は加入記者会見で「これまでにないプレッシャーを感じています。しかし、プレッシャーは大好物。力に変えてみせます」と決意を示していた。

 元鹿島アントラーズの指揮官でもあったパウロ・アウトゥオリ氏の監督就任も決まった。あとは万全に準備を整え、本田のブラジルデビューを待つのみだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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